11月5日、SONYの完全ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3にソフトウェアアップデートが提供されていることを確認しました。
アップデート後のバージョンは1.3.7となり、本アップデートの内容は以下の通り。
- iOS搭載機器との接続性を改善
- その他の機能改善
また、ペアリングしているスマートフォンの加速度センサーにより4パターンの行動(止まっている時/歩いている時/走っている時/乗り物に乗っている時)を感知し、ユーザーの行動に合わせてあらかじめ設定しておいたノイズキャンセリングや外音取り込みのモードに自動で切り替えてくれる「アダプティブサウンドコントロール」機能の向上も図られています。
”止まっている”状態に切り替わるまでの時間をカスタマイズ可能に。
これまでアダプティブサウンドコントロール機能を利用していて不満だったのが、動いている状態から止まっている状態へ移行したと判断される基準がシビアだったこと。筆者はアダプティブサウンドコントロールを
- 止まっている時はノイズキャンセリング
- 歩いている時は外音取り込み
といった設定にして利用していましたが、ちょっと立ち止まっただけも即座にノイズキャンセリングへと移行されてしまうシーンを何度も経験しています。それはそれで感知の精度としては良いのかもしれませんが、正直なところセンシティブすぎて使いにくい機能だと感じていました。
しかし本アップデートを適用すると、この”止まっている”状態を判断するのに要する時間を[長い][短い]の2択から選択できるようになります。
これにより従来よりもユーザーの生活スタイルに寄り添った機能となることが期待できます。しばらくの間オフにしていたアダプティブサウンドコントロールですが、これを機にもう一度カスタマイズして利用してみようと思います。
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