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【レビュー】SONY WF-1000XM3を使って分かった3つの弱点

7月13日に発売されたSONYの完全ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3。前モデルと比較して通信の安定性が格段に向上し、小型の完全ワイヤレスイヤホンながらヘッドホンさながらのノイズキャンセリング機能を搭載した意欲的なモデルであり、私も購入してからは家でも外出先でも毎日ヘビーに利用しています。

各種ECサイトやメディアのレビュー、SNSを見ていても評判は上々のようで個人的にも大変気に入っているのですが、だからこそ目についてしまう明確な弱点がいくつか存在します。発売から一週間以上が経過しレビューも出揃ってきているようですので、この記事ではWF-1000XM3の”惜しいポイント”に絞って紹介していきます。購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

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Windows 10との接続が(今のところ)できない【解決済み】

WF-1000XM3はマルチペアリングに対応しており、最大8台のデバイスとペアリング可能。一般的なマルチペアリングに対応したBluetoothデバイスは現在接続している端末から別の端末に接続を変更したい場合、元の端末との接続をいったん解除したあとに別の端末とのペアリングを実行する必要があります。

しかしWF-1000XM3はこのひと手間が不要。例えば外ではAndroidスマートフォンと接続していたWF-1000XM3を帰宅後はiPadと接続したい場合、Androidスマートフォンと接続したままの状態でiPad側のBluetoothデバイス一覧から本機を選択すればそれだけでiPadへと接続が移ってくれます。

Windows 10とWF-1000XM3

Windows 10に認識されるのは「LE-WF1000XM3」のみ

AirPodsのApple製品間のデバイス切替にも負けないくらい便利なこの機能ですが、現時点ではまだ本領を発揮できていません。というのも、現在WF-1000XM3は一部のバージョン(恐らく1903)のWindows 10機器との接続ができない状態になっているのです。

私も自分のデスクトップPCとWF-1000XM3が接続できないことを確認するまで見落としていましたが、WF-1000XM3はそもそもWindowsへの対応を明記していません

iOSとAndroidは対応が明記されている

iOSとAndroidは対応が明記されている

そのためどうしようもないと言えばそれまでなのですが、ただのBluetoothで接続している以上はWindowsPCでも使えるようにしてほしいと思うのはそこまでおかしなことではないでしょう。これがソニーの意図している動作なのかどうかは不明ですが、もしファームウェアのアップデートやドライバの用意によって解決できるのであればぜひ対応してほしいところです。

※SONY側もこの問題を把握しているようで、改善が期待できるアップデートが配信されることがアナウンスされました。

※8月22日にアップデートが提供され、WIndows 10搭載PCとの接続が可能になりました。

ケースのバッテリー残量を知る手段(追記アリ)

これ、ワイヤレスデバイスでバッテリー残量がわからないというのは結構致命的ではないでしょうか。

イヤホン本体はスマートフォン用アプリ「Headphone Connect」内から左右それぞれのバッテリー残量を%表示で確認することができるので問題ありません。しかしそのイヤホンを収納し充電することができるケースにはインジケータ表示等も無く、一体どれくらいバッテリーが残っているのかを把握する手段が存在しません

※追記

ソニー公式のQ&Aに一応の確認方法は掲載されていました(Twitterにてご指摘いただきました。ありがとうございます)。ケースの電池残量がない場合はイヤホン本体をケースに戻しても赤色のLEDが点灯しない、電池残量が少ない場合はイヤホン本体の赤色のLEDが点灯してもすぐに消灯する仕様になっているとのこと。確認できる方法が曖昧で気が付いた時にはもう電池残量が少なくなっているというのはやや辛いですが、全くわからないと思い込んでいたことと比べればまだ安心設計ですね。

WF-1000XM3はイヤホン本体で約6時間、ケースに入れることでこれが3回分、つまり合計で24時間はケースの充電なしで使用できることになります。数日間にまたがって使用してしまうとたいたいどのくらい使ったかなどは把握できなくなる場合がほとんどではないでしょうか。WF-1000XM3のケース本機のケースはデザイン性が高いため、インジケータを設置するなどという無粋な真似はしたくなかったのかもしれません。しかしそれにしてもケースを開けたときにのみ見える位置に配置する、バッテリー残量が低下した時には通常赤く光っているLEDの色を変えるなどもう少しわかりやすい手段をとってくれても・・・と思います。

イヤホン側で音量調節ができない

WF-1000XM3には人差し指の先程度のサイズのタッチセンサーが搭載されています。このタッチセンサーをタップ、ホールドすることによって再生コントロール、外音コントロール、Googleアシスタントなどの機能が利用でき、さらに左右どちらにも自由に機能を割り当てることが可能。かなり便利であることに間違いはないのですが、音量の調節ができないのがやや不便に感じます。

外出先で作業中などであれば本機と接続したスマートフォンを取り出すことは特に苦ではないのですが、少々面倒なのが電車などでの移動中。特に片手が塞がっているなどスマートフォンを取り出しにくい状況の時はイヤホン側での音量調節ができれば、と思ってしまうタイミングが少しだけありました。

一応気になったシーンが何度かあったので音量調節の件も加えましたが、最も不便に感じているのは先に述べた2件の方。特にWindows 10との接続が安定するようになれば私にとっては絶対に手放せない最強のワイヤレスイヤホンになってくれるのですが・・・。