SONY最新の完全ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3は一部のバージョンのWindows 10と接続できない問題を抱えています。WF-1000XM3は一度接続したことがあるデバイスであればその時点で接続しているデバイスとの接続を切ることなく次のデバイスとペアリングすることができるのですが、上記の問題により”外ではスマートフォンとペアリング、帰宅したらWindowsマシンに切り替え”という流れが実現できず、せっかくの特徴が宝の持ち腐れとなっていました。
しかしこの問題はSONYも把握しているようで、どうやら8月中にはファームウェアアップデートによって解消されると見ていいようです。
Windowsとの接続を改善するファームウェアアップデート
Hi Mannie,
A firmware update to improve Windows connectivity & performance with WF-1000XM3 is planned for release by the end of August 2019. Please stay tuned.
-Erin
— Sony Support USA (@SonySupportUSA) August 9, 2019
上記ツイートのように、米国のSONYサポートは8月末までに”WF-1000XM3のWindows接続とパフォーマンスを改善するファームウェアアップデート”を提供するとアナウンスしています。
パフォーマンスの改善については具体的な内容は不明ですが、WIndowsとの接続改善が含まれているアップデートであれば冒頭で触れた問題が解消される可能性は大きいでしょう。
Apple AirPodsが持つiOS、MacOS間の切り替えの手軽さは魅力の1つですが、本アップデートにより上記問題が解消されればWF-1000XM3も遜色ないデバイス間の切り替えが可能になります。むしろOSを選ばない分より柔軟で使いやすいとまで言っていいはず。筆者もWF-1000XM3は毎日使用しており上記問題には悩まされていたので、一刻も早いアップデートに期待です。
※8月22日にアップデートが提供され、WIndows 10搭載PCとの接続が可能になりました。
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