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XROUND FORGE NC レビュー。音質も外音も自由自在にカスタマイズできる完全ワイヤレスイヤホン

3.5

最近は、低価格ながら高性能な完全ワイヤレスイヤホンが増えてきている。特に、強力なノイズキャンセリングを搭載したモデルやトレーニングシーンでの使いやすさを追求したモデルなど、その特徴もさまざまだ。

本記事で紹介するXROUNDの「FORGE NC」も、ノイズキャンセリング機能や強力な防水を備えている。また、ユニークなUIのアプリにも対応した、個性あふれる完全ワイヤレスイヤホンだ。

「FORGE NC」は、12月9日までMakuakeにて出資を募っている。今回、先行して同イヤホンを送って頂けたので、音質やノイズキャンセリングの効果はもちろん、アプリの操作性やデザイン、装着感などさまざまな側面からレビューする。ぜひ最後まで読んで頂ければ幸いだ。

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XROUNDとはどんなメーカー?

本題に入る前に、XROUNDとはどういったメーカーなのか?という点について簡単に紹介しておこう。聞き慣れないメーカーかもしれないが、読み方は文字通りそのまま「エックスラウンド」だ。

XROUNDは、音響設計エンジニアや調律師、音響マニアらによって2015年に立ち上げられた台湾発のオーディオブランド。「聴覚体験を再定義する」という一貫したブランドの理念に基づき、一人ひとりに寄り添った“聴きやすい音”に着目しながらさまざまオーディオ機器を開発・展開している。

また、本記事でレビューする「FORGE NC」は、XROUNDブランドで初めてノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンとのことだ。

FORGEとFORGE NCの違いを比較

ちなみに、現在Makuakeにて応援購入を受け付けている「FORGE NC」には、ノイズキャンセリング機能を搭載していない「FORGE」という兄弟モデルも存在する。

両者の間には、ノイズキャンセリングの有無のほかに充電方法やサポートしているコーデックなどにも違いが見られる。「FORGE」と「FORGE NC」の主な違いを以下にまとめておくので、本レビューを参考にどちらが自分に適しているかをチェックしてみてほしい。

FORGEとFORGE NCの違いを比較
機能FORGEFORGE NC
ノイズキャンセリング非搭載搭載
コーデックSBC・AAC・aptXSBC・AAC・aptX・aptX Adaptive
充電方法USB Type-CUSB Type-C
Qiワイヤレス充電

外観とデザイン:マットな質感がGood

FORGE NCの外観とデザイン

前置きがやや長くなってしまったが、本題に入ろう。まずは「FORGE NC」のケースとイヤホンそれぞれの外観をチェックしていく。

執筆時点でMakuakeにて応援購入できる「FORGE NC」は、ブラックゴールドとホワイトゴールドの2色。今回実際に手に取ってみたカラーは、ホワイトゴールドだ。

バッテリーケースは、楕円形の箱型。天面は緩やかなカーブを描いているが、底面は平らに設計されているため、デスクに置いてもグラグラせず安定している。素材はスベスベとしたマットな質感に仕上げられたプラスチックで、安っぽさも感じない。

指紋や汚れも付きにくく・目立ちにくいため、感触の満足感は比較的高めだ。

ケースを開けた様子

ケースを開けてみた様子がこちら。イヤホンは横に並ぶように配置されており、周囲にも十分なスペースが設けられているためスムーズに取り出せる。

ケース内部も素材感や質感は外側と同じ。明るい完全な真っ白というよりは、若干くすみがかったオフホワイトに近いイメージだ。

イヤホンのデザイン

イヤホン単体のデザインがこちら。ホワイトゴールドの名称の通り、ホワイトのベースにゴールドのラインが斜めに入っており、非常にスタイリッシュ。ラインで分割された片側には、ストライプのテクスチャも加工されている。

一方、ドドンと大きく目立つように配置されたXROUNDのブランドロゴは、個人的にちょっとイマイチ。ロゴ無しデザインの方が高級感があっていいのになぁとは思うものの、メーカーにとってはロゴも大事な要素なので塩梅が難しいところ。

イヤーピースのほかにイヤーフックを搭載したスタイルを採用。詳しくは後述するが、装着感もなかなかのものだった。

なお、イヤホン単体の重量は約5.44g。バッテリーケースの重量は41.54g。

 イヤホンケース
重量片側5.44gケースのみ41.54g

装着感:控えめなイヤーフックが絶妙

FORGE NCを装着している様子

「FORGE NC」を実際に装着してみた様子がこちら。耳から飛び出すタイプのデザインではないため、斜めや正面から見たときの違和感は少ない。

ジャンプをしたりランニングしたりと色々な動きを試してみたが落ちることはなく、フィット感は非常に良好。落とそうと思って頭を振ってみてもかなりしぶとく耐えてくれたので、IP67の防水防塵に対応していることも考えればワークアウト中でも安心して装着可能だ。

前述の通り、「FORGE NC」にはイヤーフックが搭載されている。指でイヤーフックを触ってみると柔らかくピロピロとしていて頼りなさげに感じるが、実際に耳に入れてみると優しくそれでいて適度に支えられている感覚があり、本イヤホンのフィット感における縁の下の力持ち的な存在であることがわかる。

なお、イヤーフックはデフォルトで装着済みのモノ以外に2サイズ、合計3サイズが付属。さらに、イヤーフックなしで使えるように、フック部分がないタイプも同梱されている。

イヤーピースは、コンフォートタイプが4サイズ、低音強化タイプがデフォルト含めて3サイズ付属。付属品だけで十分にカスタマイズできるので、アレコレと付け替えていればしっくりとくる組み合わせが見つかるはずだ。

音質

FORGE NCを取り出している様子

続いては「FORGE NC」の音質について。

まず、スペックについて簡単に紹介すると、「FORGE NC」はPETとチタンとの複合材質を採用した7mmのドライバーを搭載し、SBC・AAC・aptX・aptX Adaptiveの4種類のコーデックをサポートしている。

筆者は現在、aptX Adaptiveに対応したスマートフォンを持っていないため、全てaptXで接続して音質をチェックしてみた。

FORGE NCの音質をチェックしてみる

主にSpotifyやAmazon prime Musicなどの配信サービスで音楽を聴いてみたが、第一印象は「癖がなく自然」だった。

低音や高音を強調させたりボーカルを響かせたりといった、ありがちなチューニングはあまり感じられず、オリジナルを大切にしている印象を受けた。それでいて空間表現が優秀で、楽器との距離感や位置関係を自然にイメージできるような、立体感・臨場感のあるサウンドだと感じる。

一方で、音の解像度はやや大雑把というかラフなイメージ。メリハリがあり空間表現も巧みだが、一粒一粒の音にフォーカスを当てるのはそこまで得意ではなさそうだった。アコースティックのような音楽よりも、現代的なロックやポップス、アニソンなどの方がより「FORGE NC」の強みを活かせるはずだ。

イコライザーとTailorID

イコライザーとTailorID

先程「癖がなく自然」と評した「FORGE NC」の音質だが、それは何も設定せずに使用した場合の話。同イヤホン最大の特徴であり長所は、強力なイコライザー機能だ。

独自アプリの「XROUND MyTune」をインストールすると、高音・中音・低音の3つを7種類の音域に分割し、各音域を自在に調節できる。カスタマイズしたイコライザーは複数保存できるので、曲のジャンルに応じて切り替えも可能だ。

また、筆者もどちらかというとそうなのだが「イコライザーよくわからん」という方もいるだろう。しかし、ボーカル・低音ブースト・ロックなど定番ジャンルごとのプリセットも用意されているので、細かい調節が苦手な方でも安心して使用できる。

TailorIDの聴覚テスト
TailorIDの聴覚テスト

そして最もユニークな機能が、「TailorID(テーラーアイディー)」だ。同機能は、聴覚テストを通してユーザーの耳に最適な音質をセッティングしてくれるというもの。

アプリ内で聴覚テストを行えるのだが、どの程度の高さ・音量の音なら聞き取れるのかを測定する、健康診断を思い出すレベルのガチな内容になっている。

聴覚テストの結果はじき出されたイコライザー設定も保存できるので、いつでも呼び出して適用可能だ。

シームレスなノイズキャンセリングと外音取り込み

FORGE NCのシームレスなノイズキャンセリングと外音取り込み

「FORGE NC」に搭載されているノイズキャンセリングと外音取り込みも、非常にユニークな側面を持ち合わせている。

通常の完全ワイヤレスイヤホンでは、ノイズキャンセリングと外音取り込み、その両方をオフにした状態を切り替えながら使用するのが一般的だ。一方、「FORGE NC」の場合はノイズキャンセリングと外音取り込みがシームレスに繋がっている

「FORGE NC」のノイズキャンセリングや外音取り込みはまとめて0~20までの21段階に分割されており、0~18に設定すると外音取り込み、19は風切り音防止、20に設定するとノイズキャンセリングを有効化可能。上記画像のように、アプリ内でメーターを動かすようにスワイプしながら直感的に外音の扱いレベルを調節できる。

肝心のノイズキャンセリングの効果は、結構控えめ。屋外で使用すると人混みのザワザワした感覚はほぼ消し去ってくれるが、車のロードノイズは遠くに何となく感じられる。自宅で使用しているとエアコンの音は気にならないレベルまで打ち消せるものの、動作していることは把握できるレベルだった。

効果が控えめな分ノイズキャンセリング特有の圧迫感・閉塞感はほとんど感じられないので、その点はメリット。Makuakeのプロジェクトページでも、ストレスを感じにくい快適なノイズキャンセリングを追求していると表現されている。強力なノイズキャンセリングを求める方には向いていないが、ノイズキャンセリングの圧迫感が苦手な方には嬉しいポイントだ。

一方で、外音取り込みに関しては前述の通り0~18の19段階で調節できるため、好きなように扱える。取り込まれる音自体は自然だが、ホワイトノイズがやや多め。また、あまり数値を小さくし過ぎると単純にうるさく感じるシーンが多かったため、個人的には10くらいまでの使用頻度が高かった。

レベル調節以外にも、バランス・トーク・トレーニングといったシーンごとのモードまで用意されており、ノイズキャンセリングと比べると外音取り込みは至れり尽くせりだ。

電池持ち

FORGE NCの充電ポートはUSB Type-C
充電ポートはUSB Type-C

気になる「FORGE NC」の電池持ちについても検証してみた。スペックシートによると、「FORGE NC」はノイズキャンセリングを有効にした状態で約9時間連続で音楽再生が可能だという。

実際に「FORGE NC」で音楽を再生し、どれくらいのペースで電池が消耗されていくかを検証した結果が以下の通り。ペアリングしたスマートフォンはGalaxy Note20 Ultra、音楽再生に使用したアプリはSpotifyだ。

なお、当サイトでは通常ノイズキャンセリングオン・オフ両方のバッテリー持続時間を検証しているが、「FORGE NC」の場合はノイズキャンセリングと外音取り込みがシームレスに繋がっており、「何も機能を有効にしていない状態」がないため、最も使用頻度が高いであろうノイズキャンセリング有効時のみ検証している。

経過時間バッテリー残量
0時間100%
1時間92%
2時間79%
3時間66%
4時間60%
5時間56%
6時間50%
7時間40%
8時間3%

バッテリーが0%になるまでは、約8時間と少しという結果に。ちなみに、同様の検証を数回試してみたが、結果に大きな差はなかった。

当サイトではいくつも完全ワイヤレスイヤホンの電池持ちを検証しているが、ノイズキャンセリングなしでも8時間もたないモデルも珍しくない。そのため、公式情報よりはやや少ない形ではあるものの、軽量な完全ワイヤレスイヤホン、それもノイズキャンセリングを有効にした状態である点を考慮すると間違いなく優秀な部類だと言える。

Qi規格のワイヤレス充電も可

FORGE NCはQi規格のワイヤレス充電にも対応している

「FORGE NC」は、USB Type-C経由の有線充電のほか、Qi規格のワイヤレス充電にも対応している。

一般的なQi対応のワイヤレス充電器はもちろん、Galaxyのワイヤレスバッテリー共有でも充電できることを確認している。試せてはいないが、Qiに対応していれば同様の機能を搭載した他ブランドのスマートフォンでも充電できる可能性が高いので、覚えておくと役に立つかもしれない。

専用アプリ「XROUND MyTune」でできること

イコライザー設定やノイズキャンセリングの際に使用した「XROUND MyTune」アプリには、他にも特徴的な機能が用意されている。

トレーニングで使うことを想定されている「FORGE NC」らしい機能のひとつが、カウントダウンタイマー。何てことのない普通のカウントダウンタイマーだが、カウントダウンの開始・停止の操作をイヤホンのタップに割り当てられるので、スマホを取り出さずに使用できる。

ちなみに、イヤホンに割り当てられる機能は以下の通り。対応している動作は2回タップ・3回タップ・2回ロングタッチの3種類で、誤操作防止のためかシングルタップには機能が割り当てられない仕様だ。

割り当てられる機能
  • なし
  • カウントダウンの開始 / 停止
  • 前の曲
  • 次の曲
  • 音量を上げる
  • 音量を下げる
  • 音声アシスタント
  • ノイキャン / 外音取り込みの切り替え
  • 再生 / 一時停止
  • ゲーミングモードの切り替え

もう1つ音質へのこだわりを感じられるポイントが、エージング機能。「ザーッ」というノイズを1時間キッチリ流すという機能で、イヤホンのエージングを簡単にできるというものだ。個人的にエージングの効果を感じられたことがないため今回は使用していないが、音質にとことんこだわりたい方は購入直後に試してみてほしい。

また、「FORGE NC」は2台のデバイスと同時に接続するマルチポイントに対応しているが、「XROUND MyTune」アプリから機能を有効にする必要があるため注意が必要だ。

気になるポイント

MyTuneアプリの接続ボタン

「XROUND MyTune」アプリを触っていると、いくつか気になるポイントもあったので共有しておきたい。

まず1つ目が、アプリを起動する度に接続ボタンをタップしなければならない点。「FORGE NC」で音楽を聴いている途中でも毎回接続ボタンをタップのワンクッションが挟まれるのはややストレスだった。

MyTuneアプリのハンバーガーメニューを開いた様子

そしてアプリ左上のハンバーガーメニューを開いたところにも気になるポイント。せっかくアプリがあるのだからが、バッテリーはできればアイコンではなく%で表示してほしかった

もう1つは、メニューを閉じる際にタップする「×」アイコンの位置。見ての通り「FORGE NC」の画像と重なってしまっているのが気になった。非常に細かい部分ではあるが、せっかくユニークなデザインのアプリなので細部までこだわってほしいと感じる。

まとめ

以上、XROUND「FORGE NC」のレビューをお届けした。

イヤーフックの搭載やIP67の防水防塵、カウントダウン機能の搭載など、トレーニングシーンでの使用を想定して設計されているイヤホンではあるが、日常使いにも問題なくおすすめでできる仕上がり。

特に、とことんこだわって設定できるイコライザーやTailorIDなどの機能は「FORGE NC」の大きな強みであり、ほかにはないセールスポイントだ。

「FORGE NC」は、12月9日までMakuakeにて応援購入を受け付けている。応援購入では、一般販売予定価格である税込14,000円よりもお得にゲットできるので、興味があればぜひチェックしてみてほしい。

コメント

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。

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