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Galaxy Z Flipのスペック・機能と特徴・価格・発売日などの詳細まとめ

現地時間2月11日、サムスンの新型折りたたみスマートフォンGalaxy Z Flipが発表されました。

初代折りたたみスマートフォンGalaxy Foldの発売から1年も経たずに登場したGalaxy Z Flipは、正当な後継機とは微妙に異なる位置付け。スペックのみにフォーカスを当てるとGalaxy Foldと大差はなく、縦方向に開くようになったこと、背面のサブディスプレイ、デザイン性などスマートフォンとしてのコンセプトそのものが異なるように思えます。

そのため、Galaxy Z Flipは独立した1つのブランドとして今後サムスンブランドのラインナップの1つに加わる可能性を秘めています。

本記事では、Galaxy Z Flipの注目の新機能やスペック、価格、発売日などの情報をまとめています。同時に発表されたフラッグシップ、Galaxy S20シリーズと完全ワイヤレスイヤホンGalaxy Buds+については別記事にてまとめる予定です。

関連【徹底比較】Galaxy S20、S20+、S20 Ultraのスペック・機能・価格・発売日など特徴まとめ

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スペック

  Galaxy Z Flip
OS Android 10
ディスプレイ

メイン:6.7インチ フルHD +(2,636 x 1,080ピクセル)

サブ:1.06インチ (300×116ピクセル)

プロセッサ Snapdragon 855+
メモリ・ストレージ 8GB / 256GB
カメラ

メインカメラ:12MP、f/1.8、78°

セカンドカメラ(超広角):12MP、f/2.2、123°

インカメラ 10MP、f/2.4、80°
バッテリー 3,300mAh、15W急速充電、9W Qiワイヤレス充電対応
サイズ 折りたたみ時:87.4 x 73.6 x 15.4mm 展開時:167.9 x 74.6 x 6.9mm
重量 183g
カラー ミラーパープル、ミラーゴールド、ミラーブラック

デザイン

フィーチャーフォンを思い出させる縦方向に折りたたむスタイルのGalaxy Z Flip。背面にはデュアルカメラとLEDフラッシュ、1.06インチのサブディスプレイを搭載。メインの6.7インチディスプレイは同時に発表されたGalaxy S20と同様にパンチホール型のインカメラが搭載されています。

折りたたむと手の平サイズとなり、まるで化粧品のような見た目に。そのデザインはフランスの化粧品ブランド”ランコム”のコンパクトにインスパイアされたものであると報じられていましたが、良い意味で”電子デバイス感”の薄い装いになっているかと思います。

現時点で発表されているカラーバリエーションはミラーパープル、ミラーゴールド、ミラーブラックの3色。今後地域ごとに限定カラーが投入される可能性は非常に高そうです。

  • 折りたたむと167.9 x 74.6 x 6.9mm ⇒ 87.4 x 73.6 x 15.4mmとなりほぼ手の平サイズに
  • 重量:183g
  • 開けばタブレットサイズになることが魅力だったGalaxy Foldに対して、たたむと手の平サイズになることが魅力のGalaxy Z Flip

ディスプレイ

Galaxy Z Flipのディスプレイ

ディスプレイサイズは6.7インチ(2,636 x 1,080ピクセル)。Galaxy Foldではディスプレイ表面にプラスチック素材を用いることで折り曲げるための柔軟性と透明度を確保していましたが、その耐久性は課題となっていました。

今作Galaxy Z Flipでは”Ultra Thin Glass”と呼ばれる非常に薄いガラス素材をディスプレイカバーに用いることで、耐久性や折り目といった課題を克服しているようです。

背面の折りたたんだ際に丁度手前にくる部分には1.06インチのサブディスプレイを搭載。時刻や通知、バッテリー残量の表示などフィーチャーフォン時代のそれとほぼ同等の働きが可能なことに加え、小さいながらタッチ操作に対応しているため着信の応答・拒否等の操作も端末を開くことなくサブディスプレイから可能です。

ポイント
  • 極薄ガラスを採用し強度がアップ
  • サブディスプレイから着信の応答も可能

パフォーマンス・バッテリー

折りたたんだ状態のGalaxy Z Flip

プロセッサにSnapdragon 855+を採用しメモリは8GBを搭載。申し分ないカタログスペックではありますが、登場次期を考慮するとハッキリとしたコストカットの意図を感じます。

Galaxy Foldが搭載していたSnapdragon 855と比較するとGPUのレンダリング性能は15%高速になったとされていますが、その他に明確な差は無いようです。

バッテリー容量は3,300mAh。15Wの急速充電、9WのQiワイヤレス充電にも対応します。

ポイント
  • ハイスペックだが最先端ではない、意図的に抑えられたパフォーマンス
  • バッテリー容量はやや控えめでも1日充電無しの運用には十分
  • 急速充電、ワイヤレス充電にも対応

カメラ

トリプルカメラがスタンダードになったGalaxyブランドですが、本機はデュアルカメラを採用。メインカメラは12MPの広角、セカンドカメラは12MPの超広角(123°)カメラとなっています。

Galaxy S20に搭載された新たな撮影モードのうち、ハイパーラプス撮影を夜間でも行えるように拡張したナイトハイパーラプスなどは本機でも利用可能です。

パンチホール型のインカメラは10MP。折りたためる構造を活かし、本機をノートPCのように開いた状態で置くこと(Flex Mode)で別途スタンドを用意することなくハンズフリーでビデオ通話を楽しむこともできます。

ポイント
  • メインカメラ:1,200万画素、f / 1.8
  • セカンドカメラ(超広角):1,200万画素、f / 2.2
  • インカメラ:1,000万画素、f / 2.4

生体認証

ポイント
  • 指紋認証、顔認証に対応
  • 指紋センサーはディスプレイ内蔵ではなく右側面に配置

価格と発売日。日本ではauが独占販売

Galaxy Z Flipは、国内ではauが独占販売することを発表しています。2月18日より予約受付を開始し、2月28日発売予定です。

なお、海外ガジェットの通販サイトETORENでも既に購入が可能になっています。

ポイント
  • 発売日は2月14日(グローバル)
  • 価格は1,380ドル(約15万円)
  • 日本への展開は現時点では不明⇒auが独占販売、2月18日から予約受付開始

関連Galaxy Z Flip、2月18日からauにて予約受付開始。販売はau独占

source samsung

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。