当サイトでは過去数回にわたり、Galaxyスマートフォン向けのおすすめケースとして、PITAKAのMagEZ Caseを紹介している。
同ケースは、背面にメタルプレートが内蔵されていることが特徴。PITAKAから発売されているワイヤレス充電器や車載ホルダーにはマグネットが搭載されており、MagEZ Caseを装着したスマートフォンをガッチリと固定できるようになっている。
さらに、新たなアクセサリとして、背面に脱着できるカードケース「MagEZ Card Sleeve」が登場した。
当サイトでは、レビュー用に「MagEZ Card Sleeve」を送っていただけたので、使ってみた感想をお届けしよう。
▶Amazonで「MagEZ Card Sleeve」をチェック
PITAKA MagEZ Card Sleeveの外観と構造
それでは、早速MagEZ Card Sleeveをチェックしていこう。
MagEZ Card Sleeveは、素材にPUレザーとマンガン鋼が用いられている。手に持った感触はほとんど板のような質感で、見た目以上に剛性が高い。
表面のPUレザーに2ヶ所スリットが開けられており、それぞれにカードを挿入できる。マチはほとんどないため、一般的なプラスチックカードであればそれぞれに1枚ずつ、合計2枚のカードを収納可能。
試しに名刺も入れてみたが、一方のポケットに4枚、もう一方に3枚の合計7枚が限界だった。公式情報によると名刺は4枚までとなっているが、確かに余裕を持って出し入れしたいのであれば4枚くらいが適正だと感じる。
実際にMagEZ Caseに装着してみた様子が上記の画像。なお、MagEZ Case側にメタルプレート、MagEZ Card Sleeve側にマグネットを内蔵することで取り外しを実現しているため、MagEZ Card Sleeveに磁気ストライプ式のカードを挿入すると、磁気不良を起こしてしまう可能性が高い。
日本で利用されているクレジットカードやデビットカード、銀行のキャッシュカードは磁気ストライプを採用しているタイプがほとんどなので、挿入するカードには注意したい。
おサイフケータイに対応していないモデルや、海外モデルのスマートフォンを使用している場合は、SuicaやPasmo、ICOCAなどの非接触ICカードを入れると便利に使えるはず。また、手前のスリットに入れたカードは、中央の穴から指で押すことで取り出しやすくなっているので、頻繁に出し入れしたいカードを入れるなら手前がおすすめだ。
また、主な移動手段が車の場合は車の免許証を入れてもいいだろう。筆者はメインのスマートフォンにおサイフケータイ対応のGalaxyを使っているが、車が必須の環境に暮らしているために財布を持たずにスマートフォンだけで外出するということが難しかった。
しかし、MagEZ Card Sleeveに免許証を入れてしまえば、ちょっと離れた場所に買い物に行く際もスマートフォンとくっ付けたMagEZ Card Sleeveだけで事足りる。免許証のためだけに小さなカードケースを持ち歩くよりは、多少だが統一感があってスマートだ。
Galaxy Note20 Ultraではやや不安定
MagEZ Card Sleeveは、一応PITAKAのMagEZ Caseであれば全てのモデルに対応しているが、筆者が最近メインとして使い始めたGalaxy Note20 Ultra用のMagEZ Caseでは、ほかのモデルと比較して吸着力が明らかに弱かった。
これは、Galaxy Note20 Ultra用のMagEZ Caseに内蔵されているメタルプレートの位置が、他モデル用とは異なるため。カメラサイズの都合上そういう構造になっているとのことなので、同じくメタルプレートの位置が異なるHUAWEI P40 Pro用のMagEZ CaseとMagEZ Card Sleeveの組み合わせでも、不安定になる可能性が高い。
筆者の手元にあるGalaxy Note8用・Galaxy Note10+用のMagEZ Caseでは、しっかりとMagEZ Card Sleeveが固定されることを確認している。そのほか、PixelシリーズやiPhone12シリーズをはじめとするiPhone用のMagEZ Caseでも問題なく使えるはずだ。
なお、Galaxy Note20 Ultra用のMagEZ CaseとAir Caseは以下で詳細にレビューしているので参考にしていただければと思う。
関連【PITAKA】Galaxy Note20 Ultra用おすすめケース「MagEZ Case」「Air Case」レビュー
まとめ。iPhoneでもそれ以外でも使えるMagSafeウォレット風のカードケース
最新のiPhone 12シリーズは、背面にマグネットでアクセサリを取り付けられるMagSafeに対応した。そのアクセサリのなかには、MagSafe対応レザーウォレットというカードーケースもラインナップされている。
今回レビューしたMagEZ Card Sleeveは、まさにiPhone以外でも使えるMagSafe対応レザーウォレットといったところだろう。MagEZ Caseとの組み合わせが前提ではあるものの同ケースも非常に高品質なうえ、デザイン的な統一感もある。元々MagEZ Caseユーザーなのであれば、手軽に導入できるはずだ。
PITAKA MagEZ Card Sleeveは、Amazonで販売中。執筆時点の価格は2,999円。興味のある方は、ぜひチェックしてみてほしい。
コメント