New Article

SpigenのGalaxy M23 5G用ケース「ラギッド・アーマー」レビュー。安心安定の保護性能だが注意点も

Androidスマートフォンは、一般的にiPhoneと比較してケースの種類が少ないと言われている。サムスンの国内初SIMフリースマートフォンGalaxy M23 5Gも例に漏れず、アクセサリーの数はお世辞にも豊富とは言えない。

そこで今回は、ある程度知名度のあるメーカーのGalaxy M23 5G用ケース、Spigenのラギッド・アーマー(ACS04160)を購入したのでレビューしていく。

スポンサーリンク

SpigenのGalaxy M23 5G用ケース「ラギッド・アーマー」

Galaxy M23 5G用ケース「ラギッド・アーマー」

ラギッド・アーマーは、Spigenが展開している耐衝撃ケース。米国防総省が定めるMIL規格を取得した耐久性の高さから人気を集めている。

iPhoneシリーズをはじめ、GalaxyやHUAWEI、XiaomiやソニーのXperiaなどさまざまなブランドのスマートフォン向けに展開されているケースだ。

Galaxy M23 5G用ケース「ラギッド・アーマー」のパッケージ

パッケージは上記画像のように至ってシンプルな白箱。右下にGalaxy M23 5G用のケースである旨のシールが貼られているので、どのスマートフォン向けにも共通の箱を使用し貼られているシールで区別しているものと思われる。

デザイン

上部のカーボン調デザイン
下部のカーボン調デザイン

デザイン面での特徴的なポイントは、上下に設けられたカーボン調のテクスチャ。

TPUケース素材のラギッド・アーマーは背面もSpigenロゴ以外はシンプルに設計されているが、カーボン調のテクスチャがあるだけでアクセントになっている。

耐衝撃構造

ケースの内側にはスパイダーパターン
スパイダーパターン

ケースの内側を覗いてみると、Spigenが「スパイダーパターン」と呼んでいるクモの巣状のパターン加工が施されていた。

落下や衝突などでケースに強い衝撃が加わった際、このスパイダーパターンによって衝撃が分散され、装着しているGalaxy M23 5Gへのダメージを軽減する効果に期待できるという。

四隅にはエアクッションも搭載
エアクッション

四隅に注目すると、「エアクッション」と呼ばれる中空構造も確認できる。

落下時に最もダメージを受けやすい4つ角にあえて空洞を設けることで、衝撃を和らげる仕組みだ。

Galaxy M23 5Gに装着してみる

Galaxy M23 5Gにケースを装着した様子(ディスプレイ側)
Galaxy M23 5Gにケースを装着した様子(背面側)

Galaxy M23 5Gにラギッド・アーマーを装着してみた様子がこちら。筆者が選んだGalaxy M23 5Gはブラックに近いディープグリーンなので、カメラ穴から背面がチラ見えしても違和感が少なく一体感がある。

カメラ周辺の段差

カメラの周辺はやや盛り上がっており、内側に向かってなだらかに傾斜が付けられている。

仮に背面を下にしてデスクに置いたとしても、平面であればレンズが直に触れない設計だ。

ディスプレイ

ディスプレイ側を横から見た様子はこちら。

カメラ周りと同様に縁がわずかに高く設計されているため、気持ち程度ではあるがディスプレイをスレや汚れ、傷から保護できる。

ケース上部
ケース上部
ケース底面
ケース底面

ケース装着後の上部と底面をチェックすると、USB Type-Cポートやイヤホンジャック、スピーカーなどは丁寧に開口されている。

特に、Type-Cポート周りはやや広めにスペースが確保されている。実際にラギッド・アーマーを装着した状態で何度も充電しているが、一般的なケーブルであれば問題なく抜き差し可能だ。

音量ボタンと電源ボタン

右側面の音量ボタンと電源ボタン。音量ボタンはしっかりと覆われており、指紋センサーを兼ねる電源ボタンは広めに開口している。

ケース自体に若干厚みがあるため、指紋認証をする際は電源ボタンに指を乗せるというよりも指を穴に入れるような感覚に近い。他の開口部同様、周囲は斜めに加工されているためなぞるように指を動かせば違和感は少なく、慣れてしまえばスムーズに指紋認証可能だ。

気になったポイント2つ

最後に、Galaxy M23 5Gにラギッド・アーマーを装着して気になったポイントを2つ紹介する。

ホコリが付きやすく目立ちやすい

ホコリが付きやすく目立ちやすい

TPUという素材、ブラックのカラーとくればホコリはどうしても付きやすく、目立ってしまう。カバンやポケットから出し入れしているだけでも、気が付いたときには白いチリやゴミがポロポロしている。

また、ディスプレイとの隙間や電源ボタン周辺の隙間などにもゴミが溜まりやすいと感じた。手で払えば簡単に落とせるものの、気になる方は避けた方がいいかもしれない。

装着後は1回り大きくなる

装着後は1回り大きくなる

ラギッド・アーマーは耐衝撃タイプのケースなので、やや厚みがある。装着すると、Galaxy M23 5Gが一回り大きく感じてしまうのは避けられない。

Galaxy M23 5Gは、レビューでも述べた通りややサイズが大きく厚さもある端末だ。そのため、「一回りくらい大きくなっても気にならない」という方もいれば「これ以上大きくなると困る」という方もいるだろう。

筆者の感想は前者だが、Galaxy M23 5Gのサイズに違和感を抱いている場合は注意をした方がいい。

まとめ

耐久性や保護性能など、ケースとしての質には特に不満点はない。最後に紹介したデメリットについても、Galaxy M23 5Gやラギッド・アーマーに限ったものではなくあまり慎重になりすぎる必要もないので安心してほしい。

最後に、執筆時点でのAmazon価格は税込1,890円。Spigenのケースはタイムセールの対象になることも多いため、定期的にチェックしておくとお得に購入できるかもしれない。

注意点こそあるものの、種類の少ないGalaxy M23 5G用ケースのなかでは数少ない名の知れたメーカーの製品なので、興味があればぜひ購入を検討してみてはいかがだろうか。

なお、ほかのGalaxy M23 5G用おすすめケースについても以下の記事で紹介しているので、合わせてチェックしてみてほしい。

コメント

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。