MediaPad T2 7.0 Proを購入し、そこそこ快適に使っていますが、同じくらいのタイミングでASUSのZenPadシリーズの新作が発表されました。そこで、競合しそうな機種のスペックなどを比較してみました。
ZenPad7シリーズと比較
同じ7インチのZenPad7シリーズと比較してみます。
MediaPad T2 7.0 Pro | ZenPad C 7.0 Z170C(新型) | ZenPad7 Z370KL | |
---|---|---|---|
OS | Android 5.1 | Android 5.0.2 | Android 5.1.1 |
UI | Emotion UI 3.1 | Zen UI | Zen UI |
CPU | Qualcomm Snapdragon 615 MSM8939 Octa-core 64-bit | Atom x3-C3200 | Qualcomm Snapdragon 210 |
ディスプレイ | 7inch( 1920 x 1200ドット) | 7inch(1024×600) | 7inch(1,280×800) |
RAM | 2GB | 1GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB | 16GB |
カメラ | メインカメラ:1300万画素 インカメラ:500万画素 |
メインカメラ:200万画素 インカメラ:30万画素 |
メインカメラ:800万画素 インカメラ:200万画素 |
バッテリ | 4,360mAh | 3,450mAh | 3,450mAh |
SIMカード | nanoSIM、microSIM(microSDカードとの排他仕様) | 無し | microSIMスロット×1 |
通信 | FDD-LTE: B1/3/8/19/26/28 TDD-LTE: B41 UMTS: B1/6/8/19 WiFi: IEEE802.11 b/g/n 2.4GHz 準拠 Bluetooth: V4.0 |
IEEE802.11b/g/n Bluetooth® 4.0 |
LTE:2,100(1), 1,800(3), 900(8), 1,700(9), 800(19), 850(26), 2,600(41) MHz |
センサー | 環境光、加速度、電子コンパス、指紋、ホール、近接 | GPS(GLONASSサポート)、加速度センサ | GPS(GLONASSサポート)、加速度センサ、光センサ、電子コンパス、磁気センサ、近接センサ |
価格 |
26,978円 |
19,224円 |
26,784円 |
新型のZenPad C 7.0 Z170Cは値段が一回り安いエントリーモデルといった感じ。競合するなら同じく通話に対応したZenPad7 Z370KLでしょうか。しかし、MediaPad T2 7.0 ProがオクタコアのSnapdragon 615なのに対してZ370KLはクロックアップされてあるもののクアッドコアのSnapdragon 210。MediaPadのベンチマークが37000点程でZ370KLが23000点程です。あくまでベンチマークは参考程度ですが処理能力にはそこそこ差がありそうです。その他バッテリー、解像度、カメラ性能なども、やはり後に出たMediaPad T2 7.0 Proに軍配があがりますね。
ZenPad8シリーズと比較
ZenPad8シリーズも通話に対応したモデルがあります
MediaPad T2 7.0 Pro |
ZenPad 8.0 Z380KNL (新型) |
ZenPad 8 Z380KL | |
---|---|---|---|
OS | Android 5.1 | Android 6.0.1 | Android 5.0.2 |
UI | Emotion UI 3.1 | Zen UI | Zen UI |
CPU | Qualcomm Snapdragon 615 MSM8939 Octa-core 64-bit |
Qualcomm Snapdragon 410 |
Qualcomm Snapdragon 410 |
ディスプレイ | 7inch( 1920 x 1200ドット) | 8inch( 1,280×800ドット) | 8inch(1,280×800) |
RAM | 2GB | 2GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB | 16GB |
カメラ | メインカメラ:1300万画素 インカメラ:500万画素 |
メインカメラ:800万画素 インカメラ:200万画素 |
メインカメラ:800万画素 インカメラ:200万画素 |
バッテリ | 4,360mAh | 4,000mAh | 4,000mAh |
SIMカード | nanoSIM、microSIM(microSDカードとの排他仕様) | microSIMスロット×1 | microSIMスロット×1 |
通信 | FDD-LTE: B1/3/8/19/26/28 TDD-LTE: B41 UMTS: B1/6/8/19 WiFi: IEEE802.11 b/g/n 2.4GHz 準拠 Bluetooth: V4.0 |
LTE:2,100(1), 1,800(3), 900(8), 1,700(9), 800(18), 800(19), 850(26), 2,600(41) MHz IEEE802.11b/g/n (周波数帯域:2.4GHz) Bluetooth 4.1 |
LTE:2,100(1), 1,800(3), 900(8), 1,700(9), 800(19), 850(26), 2,600(41) MHz IEEE802.11b/g/n (周波数帯域:2.4GHz) Bluetooth 4.1 |
センサー | 環境光、加速度、電子コンパス、指紋、ホール、近接 | GPS(GLONASSサポート)、加速度センサ、光センサ、電子コンパス、磁気センサ、近接センサ | GPS(GLONASSサポート)、加速度センサ、光センサ、電子コンパス、磁気センサ、近接センサ |
価格 |
26,978円 |
32,184円 |
21,384円 |
ZenPad8シリーズにはSnapdragon 410が搭載され、処理性能が僅かにアップしています。新型のZ380KNLの特徴としてAndroid 6.0.1が搭載される点が挙げられます。MediaPad T2 7.0 Proはもちろん、他のZenPadもAndroidのアップデートに関しては依然不透明なままなので、新しいOSが使えるタブレットとしてはZ380KNLが候補に挙がります。
ZenPadは解像度が残念
ASUSのZenPadは、最高位のS8.0が2Kであるものの、その他は1,280×800ドット以下ばかり。フルHDのタブレットが多く出てくるなか、一歩遅れを取っている印象です。タブレットの用途として、動画や電子書籍はかなりのウェイトを占めていると思われるので、同価格帯の他と比較して解像度が低いというのは選ばれない決め手にもなりかねません。
デザイン
HuaweiはMediaPad T2 7.0 Proに限らず外観、UI共にAppleを非常に意識しているように感じます。トップシェアを誇るiPhoneやiPadを意識するのは当然と思いますが、そっちに寄せ過ぎていて、どうにもすっきりしません。特にUIはユーザーがスムーズに移行できるという利点はありますが、もう少し独自性があっても面白いと思います。
その点ZenPadのクラッチバッグ風は、今までにないデザインで「おっ!」と思わせられました。デザイン部門があるというのはやはりそれだけ違うのでしょうか。
MediaPad、ZenPadが同じ時期にひっそりと新型が出ていたので比較してみましたが、ZenPadはあまり目新しいものはありませんでしたね。スペック据え置きでASUS独自技術「VisualMaster」や「、DTS Headphone:X」による出力のクオリティの底上げという感じで、買い替える程ではないかなと思います。
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