iPhoneやiPadなどのiOSデバイス、Macで定番の個人用メールクライアントアプリ「Spark」が、ついにAndroid用アプリをリリースする動きを見せています。
Sparkとは
SparkはMac、iOS向けに配信されている無料メールクライアントアプリ。無料でありながら高機能であること、広告が入らないスッキリとした見た目に安定した挙動と、その完成度の高さは素晴らしく、Mac、iOSユーザー定番メールクライアントとなっています。
Mac、iOS共にスワイプ操作によって軽快にメールを処理できること、OneNoteやBear、Evernoteなどのノート系サービスやTodoistなどのタスク管理サービスなど対応している連携先が非常に充実していることなどが特徴。Smart Inboxと呼ばれる、ピン留めしているメールやメールマガジン、アカウントごとの新着メール、アーカイブされていないメールなどを自動的にまとめ、まとめられたカテゴリごとに表示してくれる機能も評判が良いようです。
Android版「Spark」リリース間近か
Who are you favorite media people/ tech reporters/ youtubers to review the android version of me? Tag them please 👋🏼🚀
— SparkMail (@SparkMailApp) 2019年2月18日
2月19日、SparkのTwitter公式アカウントが「SparkのAndroidバージョンをレビューしてほしいメディアやYouTuberは?」とのツイートを投稿し、Android版のリリースが近いことを示唆しています。
元々Sparkは公式サイトにてWeb版、Windows版、Android版の開発を進めていることを告知しており、いずれはクロスプラットフォーム化することを宣言していました。
このページではだいぶ前から”まもなくクロスプラットフォーム化”と表現されていたので、時期はあまりあてにはしていませんでしたが、少なくとも今回のツイートからAndroid版に関してはリリースが近いものと考えていいのではないかと思います。
私がSparkに注目している理由はやはり3月でサービスが終了するInbox by Gmailからの乗り換え先として候補に挙がっているため。スワイプによる軽快な操作や自動でメールをグループ化して並べてくれるSmart Inbox機能はInbox by Gmailにも近い機能があり、美しいアプリデザインと現在も安定してアップデートが提供され続けている生きたアプリであることなど、乗り換え先候補としては純正のGmailと並ぶくらい魅力的に感じています。
唯一の致命的な欠点がMac、iOS限定のサービスであったこと。Inbox by Gmail終了のタイミングでAndroid版Sparkがリリースされれば、私のような”Inbox難民”のユーザーを大量に獲得できるのではないかと思います。
4月2日、Android版Sparkがリリースされました。
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