Infinity-Oディスプレイと並んでGalaxy S10の大きな特徴となっているのが、ディスプレイ内蔵型の指紋センサー。ただし超音波を利用して動作することが判明している同機能は、スマートフォンアクセサリとしては定番である保護ガラスを装着した場合、超音波が届く距離の関係上安定した動作が望めない問題を抱えているようです。
そんな中でも安心して利用できる保護ガラスの選択肢として、Whitestone Dome Glassが挙げられます。
超音波指紋センサー用の”唯一”のソリューション
上の参考記事にある動画のように、現在リークされているGalaxy S10 / S10+用の保護ガラスは、指紋センサーに該当する箇所が丸くくり抜かれた不格好な物。しかし、既に公式ページにて予約注文が開始されているGalaxy S10用のWhitestone Dome Glassは、同製品を保護ガラスとディスプレイとの隙間を埋めるLOCA技術による超音波指紋センサー用の”唯一”のソリューションであるとしています。
Whitestone Dome Glassとは、ユーザー自らが端末全体に液体レジンを広げその上にガラスフィルムをセットし、UVライトを照射することでレジンを硬化させガラスフィルムを接着するという製品。
日本では昨年5月からドコモ経由で販売され始めたこの製品、日本上陸前から個人輸入して利用していましたが、ディスプレイ全体に透明な接着材を塗布するという性質上カーブを描いたエッジスクリーンが特徴のGalaxyシリーズとの相性は抜群で、私が知る限りではエッジスクリーンにも一切の隙間を作らず完璧に貼ることができる唯一のガラスフィルムだと思っています。
一般的な保護ガラスはガラスの端のみに接着剤が塗布されているために、端末に装着後ディスプレイと保護ガラスの間に隙間ができてしまうことがしばしば。
Galaxy S10にて問題視されている、保護ガラス上では指紋認証が利用できないという状況。これがもし保護ガラスの厚みによるものではなく、この”ディスプレイと保護ガラスの間に生じている隙間”であるならば、確かに接着剤がその隙間を埋めることが特徴であるWhitestone Dome Glassならばその問題をクリアできているように思えます。
上でも触れた通りGalaxy S10用のWhitestone Dome Glassは既に予約を開始しており、Galaxy S10が発表される2月20日から入手可能になる予定です。価格は60ドルとややお高めですが、その品質は十分に見合ったものですので、Galaxy S10を購入予定の方はチェックしておきましょう。
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