Galaxy S10のスペック・機能・特徴などのリーク情報まとめ | プラスガジェット
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Galaxy S10のスペック・機能・特徴などのリーク情報まとめ

18.5:9の縦長ベゼルレスディスプレイや感圧式のホームボタンを搭載したGalaxy S8、F値可変ギミックによりカメラ機能が大幅に向上したGalaxy S9と、Galaxyのフラッグシップの1つであるSシリーズは新型を投入する度にアッと驚くような新たな要素が追加されています。

そして新モデルGalaxy S10の発表はもうすぐそこまで迫っています。この記事では良くも悪くも既に大量の情報がリークされている同機種について、現時点で判明している特徴や機能、スペックなどの噂と最新情報をまとめています。

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特徴

廉価モデルGalaxy S10Eが存在

現行モデルであるGalaxy S9までは、S9 / S9+といったように画面サイズがやや大きくカメラ性能などが上乗せされた”+”が付いたモデルとあわせた2モデルで展開されてきた同シリーズ。今作Galaxy S10からはS10 / S10+ / S10E(仮称)と、廉価モデルに位置するS10Eが追加された3モデル展開になることがほぼ確実視されています。S10Eは、イメージ的には丁度iPhone XRのポジションに近い、シリーズ内で最も小さいサイズと控えめな価格の親しみやすいモデルになるのではないかと言われています。その分スペックや機能などもある程度制限されたものになるはずですが、フラッグシップにあたるSシリーズでは初の3モデル展開だけにその辺りの裁量も注目したいポイントです。

カラーバリエーションにグリーンが復活

Galaxy S10のグリーン

Photo by Winfuture

Galaxy S6 edge以来ラインナップから外されてきたグリーンの本体カラーが、Galaxy S10にて復活することがレンダリング画像のリークから判明しています。

昨年夏のやや古い情報ではありますが、Galaxy S10では過去のGalaxy Sシリーズにて人気だったカラーを一部復活させる試みが行われるとも報じられていました。
Huawei P20 Proのトワイライトカラーを皮切りに、飛ぶ鳥を落とす勢いでグラデーションカラーの人気が上昇するなどここ1年前後でスマートフォンのカラーに関する状況は大きく変わっているのが現状。当然Galaxy S10もそういった背景に合わせて柔軟な対応をしてくるはずで、事実上記のレンダリング画像ではホワイトのグラデーションカラーがラインナップされていることも確認できます。
 
S10ではブラック、グリーン、ホワイト、ブルーの全4色、この4色の他、S10+ではセラミックホワイトとセラミックブラックという特別色が、S10Eではイエローとレッドが後から追加されると言われています。

ディスプレイ

Galaxy S10で最も大きな注目を集めているのがディスプレイ。縦長かつベゼルレスであることはこれまで通りですが、パンチホール型とも形容される、インカメラが埋め込まれたInfinity-Oディスプレイが採用されることがほぼ確定しています。

Galaxy S10、S10Eにはシングルレンズ、S10+にはデュアルレンズのインカメラが搭載されると見られています。

一足早くこのInfinity-Oディスプレイを採用していたサムスンのGalaxy A8sでは、インカメラがディスプレイに埋め込まれていることを活かした操作方法が取り入れられていることが判明しています。

こういった操作は恐らくGalaxy S10にも取り入れられるでしょう。
 
ベゼルレスが流行し、インカメラを配置するスペースがなくなったことによる苦肉の策ともいえるInfinity-Oディスプレイですが、ただ邪魔に感じてしまうだけであろう画面内のイレギュラーをそこにあるからこそ可能となる操作方法に取り入れてしまう発想は、現在主流である”ノッチ”にはなかったもの。ディスプレイに配置されるインカメラに対する感じ方は人それぞれだと思いますが、ノッチが案外受け入れられている現状を見るとあっさり馴染んでいきそうな気がします。

指紋センサー

ディスプレイに内蔵された指紋センサーもGalaxy S10 / S10+の目玉機能の1つ。他とは違う超音波式のセンサーを採用することで、光学式よりも認証精度や速度が改善されているとの触れ込みも気になるポイントで、試してみたことのあるディスプレイ内蔵型の指紋センサーにやや不満を覚えている身としては最も体験してみたい機能の1つです。

一方で、認証に利用される超音波が届く距離の関係上アクセサリの定番である保護ガラスを利用することができないのではないか?との指摘もあり、指紋センサーの箇所が丸くくり抜かれた保護ガラスの存在もリークされています。エッジスクリーンを採用し始めたGalaxyでは元々保護ガラスの選択肢は非常に少なく、満足できるクオリティが保証されている製品はほんの一部のみでしたが、これが事実であればその数がさらに減ってしまうことになりそうで気がかりです。

日本ではDome Glassの名称でドコモから独占販売されているこちらのガラスフィルムが使えれば個人的にはとりあえず満足なのですが・・・。

※追記

Whitestone Dome GlassはどうやらGalaxy S10の仕様に対応しているようです。

また、ディスプレイ内蔵指紋センサーはGalaxy S10 / S10+にのみ採用され、Galaxy S10Eには過去のXperiaでお馴染みの側面に配置される指紋センサーが採用されるとのこと。インパクトにはやや掛けますが、使いやすさはXperiaにて実証済みですので安心して利用できそうです。

カメラ

先ほども触れたようにGalaxy S10 / S10Eはインカメラがシングルレンズ、S10+はデュアルレンズになりますが、背面のメインカメラはS10Eのみがデュアルレンズ、S10 / S10+が待望のトリプルレンズになると言われています。

トリプルレンズの構成はS10 / S10+共通で、広角・望遠・超広角の組み合わせ。画素数はそれぞれ広角が1200万画素、望遠が1300万画素、超広角が1600万画素になるとのこと。

トリプルカメラというとやはりP20 ProやMate 20 Proの印象が強いですが、それらにいったいどこまで太刀打ちできるクオリティなのか楽しみなところ。
 
また、ティザー動画でも示唆されていたようにS10 / S10+のインカメラは手振れ補正(光学式?)に対応し、4K撮影にも対応している様子。このあたりのハッキリとした情報も早く欲しいですね。

発表日・日本発売日・価格

Unpackedのティザー画像

Photo by SamMobile

2月20日に米国サンフランシスコにて発表イベントGalaxy Unpackedが開催されるため、そこでのGalaxy S10シリーズの発表はまず間違いないでしょう。発売日は例年通りであれば恐らく3月で、PhoneArenaのリークによるとGalaxy S10E、Galaxy S10、Galaxy S10+の3モデルとも3月8日の発売になるようです。

もちろんこの発売日はグローバルの話であって、日本での発売はまた別。Galaxy S9 / S9+の例に倣えばキャリアの夏モデルとして5月中旬頃の発売となるでしょう。

価格はGalaxy S10Eが699ドル(約77,000円)、Galaxy S10の6GB / 128GBモデルが899ドル(約99,000円)、Galaxy S10+の6GB / 128GBモデルが999ドル(約110,000円)になると報じられています。

まとめ

現在リークされている情報を基にしたGalaxy S10E、Galaxy S10、Galaxy S10+のスペック表は以下の通り。

モデル名 Galaxy S10E Galaxy S10 Galaxy S10+
OS Android 9.0
ディスプレイ 5.8インチ(2280×1080) 6.1インチ(2960×1440) 6.4インチ(3040×1440)
プロセッサ Snapdragon 855 / Exynos
メモリ 6GB 6GB / 8 GB 6GB / 8GB / 12 GB
ストレージ 128GB 128GB / 512GB 256GB / 512GB / 1TB
メインカメラ デュアルカメラ、1200万画素+1000万画素 トリプルカメラ 、広角1200万画素+望遠1300万画素+超広角1600万画素
インカメラ シングルカメラ シングルカメラ、1000万画素、4K撮影対応 1000万画素+800万画素デュアルカメラ、4K撮影対応
バッテリー 3,100mAh 3,400mAh 4100mAh
カラバリ ブラック、グリーン、ホワイト、ブルー(イエローとレッドが後から追加) ブラック、グリーン、ホワイト、ブルー ブラック、グリーン、ホワイト、ブルー(セラミックブラック、セラミックホワイトが後から追加)

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。