日本時間2月21日、サムスンは新型のスマートウォッチ「Galaxy Watch Active」を発表しました。2つのボタンと丸形のディスプレイを搭載したGalaxy Watch Activeは、昨年発売されたGalaxy Watchをよりフィットネス・アクティビティトラッカー機能に特化させたようなモデル。Galaxy Watchほどの多機能性はないものの、腕時計としてはよりシンプルで扱いやすいものになっている印象です。
デザイン
- 回転ベゼルなし
- 右側面に2つのボタン
- 4色のカラーバリエーション
Galaxy Watch Activeを見て真っ先に感じることがディスプレイ周りのスッキリとしたデザイン。これまでサムスンのスマートウォッチというとデザインにも操作性にも一役買っていた回転するベゼルが大きな特徴でしたが、Galaxy Watch Activeでは思い切ってこれを廃止。タッチパネルと側面のボタンによる他社モデルと同等の操作性を維持しながらも、GearシリーズやGalaxy Watchにはなかったスマートな見た目を手に入れました。
カラーバリエーションはブラック、シルバー、ローズゴールド、シーグリーンの4色。いずれもシリコン製のバンドは20mmの市販品と互換性があります。
アクティビティトラッキング
- ランニングや水泳などのアクティビティを自動で検出
- ストレスレベルの測定
- 睡眠の時間・質を取得
- 血圧測定
アクティビティトラッカーとしての機能は基本的に昨年発売されたGalaxy Watchとほぼ同じ。ランニングや自転車、水泳などの基本的なスポーツに関してはユーザーが何も設定せずとも端末側で自動で動作を検知し、トラッキングを開始してくれます。この動作を検知する精度はGalaxy Watchでは非常に優秀で、ランニング中に信号待ちをしていても一時的に止まっていることをしっかりと認識し、データに反映していたのには驚きました。
ワイヤレス充電
- Qi規格のワイヤレス充電に対応
- Galaxy S10のリバースチャージに対応
- バッテリー容量は230mAh
Galaxy Watch Activeは端子を持たないため充電方法はワイヤレスのみ。市販のQiに対応した充電器はもちろん、同時に発表されたGalaxy S10のリバースチャージ機能によって背面に乗せるだけで充電することも可能です。
満充電からの動作時間は約1週間程度とされていますが、バッテリー容量はGalaxy Watchの46mmモデル(460mAh)と42mmモデル(276mAh)のどちらにも及ばない230mAh。Galaxy Watchよりはややディスプレイが小さく機能が絞られているためか、少ないバッテリーでも同等の駆動時間を実現できています。となると同じくらいのバッテリーを積むことができればもっと駆動時間を伸ばせたのでは・・・?とも考えてしまいますが、そう簡単な話でもないのでしょう。
価格・発売日
- Amazon.comでの価格は執筆時点で199.99ドル(約22,000円)
- 3月8日発売が確定
- 日本市場へ投入されるかは不明
既にアメリカのサムスン公式ストアやAmazon.comなどでは予約を受け付け中で、発売日は3月8日で確定しています。日本で販売されるかが不透明な現状でも今すぐ欲しい場合には、日本への直送に対応しているAmazon.comがおススメです。予約購入した場合、59.95ドル相当のワイヤレス充電パッドがプレゼントされる企画も行われています。
スペック
最後にGalaxy Watch Activeのスペックシートを掲載します。
OS | Tizen-based Wearable OS 4.0 |
---|---|
プロセッサ | Exynos 9110 Dual core 1.15 GHz |
RAM | 768MB |
ROM | 4GB |
ディスプレイ | 1.1インチ360 x 360 AMOLED |
バッテリー | 230mAh |
ストラップ | 20mm |
サイズ | 40mm, 39.5 x 39.5 x 10.5mm |
重量 | 25g |
カラバリ | ブラック、シルバー、ローズゴールド、シーグリーン |
防水・防塵 | 5気圧 IP68 |
(source Samsung )
コメント