Huawei Mate Xの詳細まとめ。スペック・機能・価格・発売日など | プラスガジェット
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Huawei Mate Xの詳細まとめ。スペック・機能・価格・発売日など

Mate Xの価格は

サムスンのGalaxy Foldの発表から1週間も経たないうちにHuaweiからも折りたたみスマートフォン「Mate X」が発表されました。Mate Xの最大の特徴はディスプレイを外側にして本のように2つ折りにできることですが、ディスプレイ全体がベゼルレス仕様だったり、片側の背面に持ち手のような出っ張りがあったりと「2つ折りであること」以外の部分にもしっかりと気を配っている工夫が見られるデバイスです。

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外観

Huawei Mate XMate Xは11mmMate Xの背面にはグリップが有る

  • ディスプレイは1枚のみ
  • ディスプレイを外側にして2つ折り可能
  • 側面の電源ボタンに指紋センサーを統合
  • 折りたたんだ状態でも隙間ができない
  • 片側の背面にグリップの役割をする出っ張りがある
  • Leicaブランドのトリプルカメラを搭載

ディスプレイを外側にしている設計のおかげで、折りたたんだ状態・広げた状態の両方を1枚の大型ディスプレイのみで対応。ノッチやパンチホールがない完全にフラットでベゼルレスな広々としたディスプレイには目を見張ります。

背面に設けられたKindle OasisのようなグリップはMate Xの持つ大きな特徴。ベゼルの無い大画面を安定して持つようにサポートしてくれることに加え、カメラやType-Cポートなど折りたたむ都合上配置が難しくなるインターフェースを集約させる役割も担っています。また、このグリップの厚みと折りたたむことで重なったディスプレイの厚みが同じになることでヒンジ部分に大きなRが付いていながらも違和感のない設計になっています。Galaxy Foldでは重なったディスプレイにはやや角度が付いていましたが、Mate Xではヒンジに余裕があるため折りたたんだディスプレイを隙間なく重ねることに成功しています。

マルチタスク

  • ブラウザを2つ並べることが可能
  • 画面を2分割したマルチタスク
  • 画像のドラッグ&ドロップに対応
  • 3つのアプリのマルチタスクには非対応?

大画面デバイスの醍醐味であるマルチタスク。ブラウザの画面を2つ並べて別々に動作させることや片側のギャラリーからもう一方のアプリへドラッグ&ドロップで画像を渡すことができるなど、これまで以上にPCライクな操作が実現しています。一方でサムスンがアピールしていた3つのアプリによるマルチタスクらしき機能は紹介されておらず、恐らくは画面2分割が限度だと思われます。

カメラ

Mate Xは自撮りに最適 Mate Xではカメラのプレビューを相手に向けて表示できる

  • Leicaブランドのトリプルカメラを搭載
  • インカメラはなし。端末をひっくり返すことで自撮りが可能
  • カメラのプレビュー画面を相手に向けて表示

その他のHuaweiハイエンドモデル同様にLeicaブランドのトリプルカメラを搭載。インカメラにあたるカメラはなく、先述の通り折りたたんだ状態の片側のディスプレイのすぐ隣にカメラが並んでいるためハイスペックなトリプルカメラでセルフィーが可能。通常の撮影にはMate Xをひっくり返すことで対応。両側にディスプレイがあることを活かし、ポートレートの場合にはプレビュー画面を相手に表示させながらの撮影が可能になっています。

パフォーマンス&バッテリー

Mate X 55wの急速チャージKirin 980搭載で5Gにも対応

  • プロセッサーはKirin 980
  • 5G通信に対応
  • バッテリー容量は4,500mAh
  • 55Wの急速充電「HUAWEI SuperCharge」に対応
  • 30分で85%まで充電

プロセッサーにはKirin 980を採用し、Balong 5000との組み合わせにより5G通信にも対応。

また、驚異的なのがバッテリーで、30分間で0%から85%までを充電できる55Wの急速充電技術「HUAWEI SuperCharge」なるものに対応しています。ノートPCでも30Wや45Wであるのも少なくないですが、それに対してスマートフォンのサイズで55Wとなると発熱・寿命等が気になるところ。これまでのHuawei製デバイスは私の経験上ではバッテリーの管理が非常にうまい印象を持っていますが、さすがにここまで突き抜けていると不安になる数字です。

専用ケース

Mate X専用ケース

折りたたみという独特な形状のためケースの類はほぼ諦めていましたが、Huaweiが公式に1つ発表しています。一方の画面側は半透明になっているようで、ケースを装着した状態でも通常のスマートフォン同様に扱えるようになっています。フラップになっている部分を開くことで広げた状態にすることも可能だと思いますが、ケースを装着したままで大画面を展開させての操作はかなり苦しいかと思います。

価格

Mate Xの価格は2,229ユーロ

  • 価格は2,229ユーロ、日本円では約280,000円

発売日

Mate Xの発売日は未定

  • 今年中に発売
  • 投入される市場は不明
  • 日本での展開に期待

11月15日に中国市場で発売されることが明らかになりました。延期に延期を重ねただけに注目度は高いですが、当面は中国でのみ展開されるとのことです。

参考HUAWEI Mate X、11月15日に発売。当面は中国市場のみで展開

スペック

OS

Android 9 Pie

ディスプレイ

展開時:8インチ(2,480×2,200)

メイン:6.6インチ(2,480×1,148)

背面:6.38インチ(2,480×892)

メモリ 8GB
ストレージ 512GB
カメラ Leicaトリプルカメラ
バッテリー 4,500mAh、HUAWEI SuperCharge
カラーバリエーション インターステラブルー
価格 2,229ユーロ、約280,000円

コメント

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。