ファーウェイ・ジャパンは10月17日、完全ワイヤレスイヤホンのFreeBudsシリーズから新ハイエンドモデルFreeBuds Pro 3を発表した。
FreeBuds Pro 3は、本日10月17日から発売される。市場想定価格は税込み28,800円。
HUAWEI FreeBuds Pro 3が発売
FreBuds Pro 3は、ファーウェイの完全ワイヤレスイヤホンのなかでも最上位に位置づけられるモデルで、2022年7月に登場したFreeBuds Pro 2の後継機種。
充電ケースは約4.5%コンパクトになり、イヤホン本体も約5%の軽量化を実現しているため、より快適に着用できる。
また、コントロールエリアには新たに窪みデザインを採用しており、タッチ操作がよりスムーズに改良された。IP54の防塵防滴にも対応し、運動時の汗や突発的な雨による故障のリスクも軽減されている。
マルチポイント接続にも対応しているので、同時に2台のデバイスと接続できるのも見逃せない。
先代と同様に中低音域を担当するダイナミックドライバーと高音域を担当するマイクロ平面振動板ドライバーという2つのドライバーユニットを搭載し、幅広い再生周波数帯域を実現している。
マイクロ平面振動板ドライバーはハルバッハ配列により強化され、4つのマグネットを使用。11mmのダイナミックドライバーは4つのマグネットを搭載しており、駆動力が強化されている。
SBC・AACのほかLDACコーデックにも対応。HWAおよびハイレゾの2つの認証を取得しており、最大990kbpsの伝送ビットレートに対応しているので、細部まで忠実に再現したサウンドを楽しめる。
外耳道の構造や装着の状態を自動的に検知し、リアルタイムでEQを調節する「アダプティブEQアルゴリズム」も搭載。
ユーザーが音量を調整する際にも、最適なサウンドレベルとEQ設定を適用できる。また、HUAWEI AI Lifeアプリを使用すれば、好みのEQに手動で調節することも可能だ。
処理チップの性能向上により、アクティブノイズキャンセリングの性能もPro 2と比較して約50%向上し強化されている。
2つのフィードフォワードマイクには、それぞれアダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズムが搭載されており、トリプルマイクが同アルゴリズムと連動して耳の内側と外側のノイズをより精確に識別・計算することで、ノイズキャンセリング効果を状況に合わせてリアルタイムで自動調節できるとのことだ。
骨伝導センサーには高感度のVPUセンサーを採用し、ディープニューラルネットワーク(DNN)ノイズリダクションアルゴリズムも従来のシングルチャネルからマルチチャネルへとアップグレード。
骨伝導VPUセンサーの位置も見直されており、より耳に密着しやすく改良されたため、音声通話やビデオ通話時のユーザーの声の集音能力が約2.5倍向上した。
風ノイズキャンセリング性能は約80%向上し、風速9m/sまでのクリアな通話を実現しているほか、風ノイズキャンセリングを含めた環境ノイズキャンセリング性能が約5dB向上し、よりクリアな音声で快適に通話しやすくなっている。
バッテリーの持続時間は、ノイズキャンセリングがオフの状態で約6.5時間、オンの状態で約4.5時間なので、FreeBuds Pro 2の電池持ちと同等。
ケースはワイヤレス充電にも対応している。
価格と発売日
FreeBuds Pro 3は、本日10月17日から発売される。市場想定価格は税込み28,800円。カラーバリエーションは、セラミックホワイト・シルバーフロスト・グリーンの3色展開。
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