Good Lockアプリが続々と日本語化。One UI 6ではMultiStarも日本語対応予定

サムスンは、Galaxy端末向けに純正のカスタマイズ機能としてGood Lockと呼ばれるモジュール群を提供している。

ただし、残念ながらGood Lockが正式に提供されている国は韓国・米国など限られており、例のごとく日本は対象外。日本ユーザーの多くは、NiceLockを駆使して各アプリを管理している状態だ。

そんな「便利なのに不便」という矛盾を抱えたGood Lockだが、不便の原因がひとつ取り除かれつつある。

2023年10月末時点で、これまで英語でしか利用できなかったGood Lockの各モジュールが突然大量に日本語化され始めているのだ。

Good Lockアプリが続々と日本語化

Good Lockアプリは、元々日本向けに展開されていた「One Hand Operation+」「SoundAssistant」「EdgeTouch」のほかほんの一部のみが日本語化されており、その他大多数は英語で提供されていた。

しかし、2023年後半から少しずつ日本語化されるアプリが増えてきており、気が付くと執筆時点で10種類以上のGood Lockアプリが日本語に対応している。

主なGood Lockモジュールの日本語対応状況をまとめた表がこちら。

MultiStar・ClockFace・Nice Shotの3つもOne UI 6対応バージョンにて日本語で利用できるようになるとのことなので、Galaxy Z Flip5のフレックスウィンドウのカスタマイズも今よりハードルが下がるはずだ。

Good Lockは正式に日本で展開されるのか？

これだけGood Lockの日本語化が進むと、「ついにGood Lockも日本進出か！？」と期待したくなる。

2022年末には、主にヨーロッパの国々を中心にアナウンスなく突然Good Lockが提供され始めるという出来事があった。

当時は「Android 13にアップデートすると使えるようになった」との報告もあったことから、同様に日本でもAndroid 14・One UI 6と同時にGood Lock正式リリースとなる可能性はゼロではない。

ここ最近、日本のGalaxyは大きく動いているように思える。

「サムスン」ブランド解禁から始まり、オンラインストア開設・ハイエンドスマホのSIMフリー展開・Galaxy WatchにFelica搭載など。

「SIMフリーのGalaxyはラインナップが少ないしキャリアへの忖度も忘れていない」「Galaxy WatchへのFelica搭載はPixel Watchのおかげで需要やコストを予測できたから」など、いくらでも難癖は付けられるが、日本市場に今まで以上に力を入れようという流れがあるのならGood Lockの正式提供も期待していいのではないかと個人的には感じている。

Good Lockについての詳細は以下の記事から。

【2023】「Good Lock」「Galaxy Labs」を日本で使う方法と手順。「NiceLock」の導入から使い方まで徹底解説

日本で展開されていないGalaxyのカスタマイズアプリ「Good Lock」と「Galaxy Labs」を、「NiceLock」を導入して日本でも使えるようにする方法を解説する。

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2021.01.10