Appleは現地時間10月18日、新製品発表イベント「Unleashed.(パワー全開)」を開催し、第3世代となる新型の完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」を発表した。
「AirPods(第3世代)」は、イベント終了時点でApple公式サイトにて予約受付を開始している。価格は税込23,800円。
AirPods(第3世代)が正式発表

「AirPods(第3世代)」は、現行AirPods(第2世代)の後継モデルであり、2019年3月以来約2年ぶりのアップデートモデル。軸が短く先端に角度が付けられており、同社のハイエンド完全ワイヤレスイヤホンであるAirPods Proに近いデザインに刷新された。
軸部分には、やはりAirPods Proと同等の感圧センサーを搭載。音楽の再生や停止といった操作を、軸を押すという直感的な操作でコントロール可能だ。
一方で、AirPods Proとは異なりイヤーチップは搭載されていない。完全なオープンタイプのイヤホンに仕上げられている。

「AirPods(第3世代)」は、新たにアダプティブEQ(イコライゼーション)に対応。内向きのマイクロフォンが音を拾い、ユーザーの耳への密着度に合わせてリアルタイムで低音域や中音域を調節して失われた可能性のある音を補完しながら再生できる。
また、空間オーディオにも対応。また、Appleの「探す」ネットワークもサポートするため、紛失モードや手元から離れたときの通知・サウンドを利用できる。

また、充電ケースもAirPods Proに近い形状に変更された。先代よりもバッテリー駆動時間が約1時間アップしており、最大6時間の音楽再生と最大4時間の通話が可能。5分間の充電でバッテリーが約1時間持続するほか、ケースを使った4回のフル充電を加えると、合計で最大30時間利用できる。
また、「AirPods(第3世代)」はMagSafeにも対応しており、MagSafe充電器によるワイヤレス充電もサポートしている。
価格と発売日
「AirPods(第3世代)」は、イベント終了時点でApple公式サイトにて予約受付を開始している。価格は税込23,800円。発売日は10月26日の予定だ。
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