オープンイヤー×完全ワイヤレスのおすすめイヤホン厳選3機種。「ながら聴き」にはコレ | プラスガジェット
BREAKING

オープンイヤー×完全ワイヤレスのおすすめイヤホン厳選3機種。「ながら聴き」にはコレ

耳を塞がずに音楽や動画を楽しめるオープンイヤー型イヤホンが、今ジワジワと人気を高めている。

そこで本記事では、オープンイヤー型かつ完全ワイヤレスのイヤホンを実際に何機種もレビューしたり取材したりしてきた筆者が、個人的に胸を張っておすすめできるモデルを3機種厳選して紹介する。

購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

スポンサーリンク

迷ったらコレ!オープンイヤー×完全ワイヤレスのおすすめイヤホン3機種

「ややこしい話はいいからおすすめだけ教えて」という方向けに、先に結論から。

執筆時点でおすすめのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンは、

  • HUAWEI FreeClip
  • Shokz OpenFit
  • SOUNDPEATS GoFree2

の3機種。

ひがし
ひがし

「3つのうち最もおすすめのモデルは?」と聞かれれば、「HUAWEI FreeClip」と即答する。やや値は張るものの間違いのない選択だと思うので参考までに。

上から順に、「アクセサリーのようなスタイリッシュなデザイン」「無難なスタンダードモデル」「1万円を切る低価格&ハイレゾ対応」といった個性的なラインナップとなっている。

各イヤホンについては以下で紹介。詳細なレビュー記事も掲載しているので、気になったモデルがあればあわせてチェックしてみてほしい。

ファーウェイ(HUAWEI) FreeClip

ファーウェイ(HUAWEI) FreeClip

HUAWEI FreeClipは、2024年2月に発売されるオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン。

光沢のある質感とイヤーカフのようなユニークなデザインの採用により、アクセサリーのように身に着けられる点が特徴だ。

また、多くのオープンイヤー型イヤホンが抱える弱点である「イヤーフックのせいでケースがデカくなる」という問題も克服しており、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同等のサイズ感を実現している。

フィット感・安定感もよく、ランニングやトレーニングの際のイヤホンにもピッタリ。

ここ最近急激に増えてきたオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのなかでも、個人的にはトップクラスにおすすめのモデルだ。

参考HUAWEI FreeClip レビュー

ショックス(Shokz) OpenFit

ショックス(Shokz) OpenFit

Shokz OpenFitは、フィット感が優れている完全ワイヤレスタイプのオープンイヤー型イヤホン。

イヤホン表面の素材にリキッドシリコンと呼ばれる素材が使われており、サラサラとした心地よい質感に仕上げられている。

軽量なうえ超極細な形状記憶素材が採用されているほか、「ドルフィンアークイヤーフック」と呼ばれる独自形状の採用により、イヤホンを付けていることを忘れてしまうくらいの装着感を実現した。

参考Shokz OpenFit レビュー

サウンドピーツ(SOUNDPEATS) GoFree2

サウンドピーツ(SOUNDPEATS) GoFree2

SOUNDPEATS GoFree2は、1万円を切る低価格が魅力のオープンイヤー型イヤホン。

格安モデルながらLDACコーデックやマルチポイントなどに対応しているほか、ケースや本体の質感にも工夫が施されており、コスパのよいモデルと言える。

アプリの使い勝手やタッチ操作のカスタマイズ性など、実際に使ってみないとわかりにくい細かい部分には価格相応の甘さが見られるものの、限られた予算のなかでオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンを探しているのであれば第一候補となることは間違いない。

参考SOUNDPEATS GoFree2 レビュー

オープンイヤー型イヤホンとは?

オープンイヤー型イヤホンとは、耳を覆ったり耳の穴を塞いだりせずに音楽を聴けるタイプのイヤホンのこと。

ヘッドセットのようにイヤーフックが搭載されているタイプが主流だが、イヤーカフのように耳に引っかけるタイプも増えつつある。

耳の中にイヤホンやイヤーピースを入れないので耳への負担をかけにくいほか、耳を塞がないため周囲の音を同時に聞き取りやすく、家事をしながら・トレーニングしながらといった「ながら聴き」にも適している。

骨伝導イヤホンとの違い

オープンイヤーの完全ワイヤレスイヤホンとよく混同されてしまいやすいイヤホンのタイプに、骨伝導イヤホンがある。

骨伝導イヤホンは、名前の通り音の振動を骨を通じて鼓膜に届ける仕組み。一方、オープンイヤー型イヤホンは通常のイヤホンと同じく空気を通して耳の穴から音を伝える。

「耳を塞がない」という特徴は骨伝導イヤホンとオープンイヤー型イヤホンで共通しており、見た目も似ているものの音の伝わる経路が異なるので実は全く別物と言える。

オープンイヤー型イヤホンのメリット

オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのメリットは、大きく分けて以下の3つ。

  • ながら聴き
  • 屋外でも安全
  • 耳への負担が少ない

「ながら聴き」ができる

オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンは、装着していても耳を塞がずに周囲の音が入ってくるので、「ながら聴き」に適している。

定番の使い方は、ウォーキングやランニング、筋トレなどトレーニングの際に周囲に気を配りながら音楽を聴くこと。

ほかにも、子供やペットの様子を見ながら音楽を聴いたり、通販の荷物が届く日にはインターホンに注意を払いながら動画視聴したりといった使い方も可能。

自分にだけ音が聴こえるスピーカーを使っている感覚に近いので、賃貸で深夜や早朝などに音楽・動画を楽しみたい方にもおすすめだ。

屋外でも安全

オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンの耳を塞がないという特徴は、屋外で使用するときにもメリットになる。

後ろから近づいてくる車や自転車などの音もしっかりと耳に届くので、ウォーキングやランニングの際も安全に音楽を楽しめる。

また、人との会話も問題なくできるため、コンビニに寄って買い物をしたりカフェで注文したりする際にもいちいちイヤホンを外す手間がかからない。

一応、駅や電車のアナウンスもイヤホンを付けたまま聞き取れる。しかし、周囲の雑音もダイレクトに耳に届くので、騒がしい環境での使用はあまりおすすめできない。

耳への負担が少ない

耳への負担が少ないのも、オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのメリットだ。

耳の穴にイヤーピースを入れたりイヤホン本体を押し込んだりしないので長時間装着してもストレスを感じにくく、汗や蒸れなども防止できる。

特に、カナル型イヤホン特有の圧迫感が苦手な方にはおすすめしやすい。

オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのデメリット

オープンイヤー型イヤホンの主なデメリットは以下の3つ。

  • 周囲の雑音と音漏れ
  • ケースが大きくなりがち
  • 音質

周囲の雑音と音漏れ

メリットの「屋外でも安全」の項目で軽く触れたように、オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンは耳を塞がないので周囲の音がダイレクトに耳に届いてしまう。

周りの状況を把握できるのは当然メリットだが、騒がしい環境だと音楽や音声がなかなか聞き取りにくくなる点は明確なデメリットだ。

特に、電車内や駅などの公共交通機関、車通りの多い道路沿いや人混みなどは騒音が大きくなりやすい。

ボリュームをある程度上げないと音を聞きとれず、人混みでボリュームを上げると音漏れしてしまう可能性がある点には注意が必要だ。

ケースが大きくなりがち

オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンの多くは、イヤーフックで耳に引っ掛けるスタイルを採用している。

そのため、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比較すると、イヤーフックを収納しなければならない分ケースサイズが大きくなってしまいがちだ。

ただし、HUAWEI FreeClipのような例外もある。オープンイヤー型ながらイヤーフックによるサイズアップをスマートに克服したという点において、HUAWEI FreeClipは他のモデルより頭1つ抜けた存在ではないかと思う。

音質

オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンは、音を発するパーツと耳が物理的に離れているため、カナル型や開放型のイヤホンと比較して音質を高めるのがやや難しいという点もデメリット。

数は少ないものの、SOUNDPEATS GoFree2のようにハイレゾに対応するオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンもあるので、音質にこだわりたい方はチェックしてみてほしい。

コメント

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。