以前Galaxy Watchのバンド交換手順を紹介しましたが、その際に取り換えたバンドが思いのほか気に入ってしまったので簡単にご紹介します。
本革とシリコンの良い所取りなバンド
今回購入したのがKartice Compatibleという名称で販売されていたこちらのバンド。特徴はたった一つ、表側の素材に本革が、裏側の素材にはシリコンが使用されているという点。
シリコン素材のバンドは水濡れに強く、雨や運動時の汗などで濡れてしまっても問題はありません。一方で本革素材のバンドの場合はそういうわけにはいかず、濡れてしまった場合その部分に目に見える程の跡が残ってしまったりするなど品質の劣化に繋がります。
Galaxy Watchに限らずスマートウォッチというのは機能の特性上運動時に活用されることも多く、本革素材のバンドとの相性が良いとは言えません。しかしその相性問題を”手に触れる部分のみシリコンにすればいい”というシンプルな発想で解決しようとしたのが本製品。
表側がブラウンのレザー素材、裏側がシリコンになっているのがわかると思います。使用されているレザーがどの程度の品質なのか、そもそも本当に本革なのかを目利きするほどの知識は筆者にはありません。とりあえず1ヶ月以上使ってみた所感として質感は悪くなく、半分がシリコン素材のおかげかレザー製品特有の購入直後の硬さもほとんど感じずに非常に扱いやすいです。
側面もシリコン素材になっているため正面から見てもシリコンの黒が目立つことが気になると言えば気になりますが、それ含めてのデザインでしょう。腕に巻いてみても感触はシリコンバンドのそれであり、見た目が革のバンドをしていながらこの暑い夏の時期に汗をかいてしまっても革のケアをほとんどしなくていいのは実に気が楽です。
Amazonで販売されているこの手の低価格なアクセサリにはありがちですが、カラーバリエーションが豊富な点も嬉しいポイント。表の本革がホワイトのバージョンが筆者の手元にありますが、他にもブラックや迷彩風の柄まで用意されていました。
どことなく安っぽい雰囲気が漂っていることは間違いない本製品ですが、価格は執筆時点で約1,500円前後とサムスン純正のほぼ半額。事実安いため細かなところまで品質を求めるものではなく、毎日ラフに扱えて”それっぽい”見た目が簡単に手に入るのが本製品の魅力でしょう。
これからまだまだ暑い時期が続くため、腕時計をしているとその部分に汗をかいてくることも少なくないかと思います。本革とシリコンのハイブリッドな本製品はそんな時にピッタリなバンドでした。
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