OPPOは7月11日、Find XにてColorOS 6のオープンベータ版が利用可能になったことを正式に発表しました。大幅なUIのリニューアルの他、カメラ機能の改善、バックグラウンドでのアプリ管理、パフォーマンスのブースト機能などが追加されます。
ColorOS 6の新機能
ColorOSで新たに利用可能になる機能の一例を紹介します。
ゲームスペースとハイパーブースト
ゲームアプリをこのゲームスペースに格納し、ゲームスペースから起動することでゲーム中に受け取る通知を選択または完全にシャットアウト、ディスプレイの輝度を固定するなどの定番の設定や、モバイルデータ(4G/3G通信)とWi-Fiを同時に使用することでオンラインゲームおける通信を安定させるスマートデュアルネットワークなどの機能を利用可能。また、タッチブーストとフレームブーストを内包したハイパーブーストにも対応。ディスプレイをタッチしてから反応するまでの時間を高速化することでタイムラグを軽減します。
ナビゲーションジェスチャー
これまでのColorOSではナビゲーションキーを画面下からのスワイプに割り当てるスワイプアップジェスチャー機能が存在しました。
これに加えてColorOS 6では、左右画面端からのスワイプが戻るボタンの代替となるスワイプジェスチャーが取り入れられています。短画面下辺を三分割してホーム・戻る・タスクキーに割り当てていた従来よりも左右両方を戻るキーに割り当てているColorOS 6の方が使い勝手は圧倒的に向上しており、個人的に気に入っている機能の1つです。
通知の折りたたみ
ColorOS 6では任意の通知をスワイプして表示される設定画面から、その通知を”重要ではない通知”に割り当てることが可能です。通知センターには通常の通知と”重要ではない通知”の2つのタブが用意されており、基本的には通常の通知のみが表示され、”重要ではない通知”として設定した通知は専用タブを開かない限り目に触れることがありません。
この機能、単純に不要な通知を除けるためのものとしても使えますが、通知センターをタブで切り替えられることを活かして自分好みの通知リストにしてしまうことも可能。意外と使い道のある機能だと思います。
新たなデザイン
ColorOS 6は従来からデザイン面も大きく変更。”ボーダレスデザイン”を採用したという新たなUIは、デザイン性の高さと単純な見やすさ、使いやすさという点からも個人的には評価しています。特に設定画面や通知領域、通知と一緒に降りてくるクイック設定パネルなどのボタン1つ1つが大きく、適度に余白も取られているためとても見やすくタップしやすい点は好印象です。
Find Xで「設定」 – 「ソフトウェアアップデート」から右上の設定アイコンへと進むことでColorOS 6のオープンベータ版を利用可能です。残念ながら現在対応しているのは中国版のみで、国内モデルにはアップデートが来るかどうは判明していません。
ColorOS 6自体はRenoシリーズが最初から搭載しているため、本日発売のReno 10x Zoomを購入することで日本国内でもColorOS 6に触れること自体は可能です。
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