Huawei Mate Xs正式発表。スペック・機能・価格・発売日まとめ | プラスガジェット
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Huawei Mate Xs正式発表。スペック・機能・価格・発売日まとめ

2月24日、ファーウェイは公式YouTubeチャンネルにてプレスカンファレンスのライブ配信を実施。同社最新となる折りたたみスマートフォン 「Huawei Mate Xs」 を発表しました。

「Huawei Mate Xs」 は、昨年の同時期に発表された初代折りたたみスマートフォンMate Xの後継となるモデル。同ライブ配信ではファーウェイのリチャード・ユー氏が登壇し、自ら「Mate Xs」のデモを披露していました。

「Huawei Mate Xs」 の価格は2,499ユーロ(約30万円)。日本市場に投入されるかどうかは今のところ不明ですが、中国市場のみではなくグローバルで発売すると宣言しています。。

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デザインとディスプレイ

「Huawei Mate Xs」 は、フレキシブルな有機ELディスプレイを搭載することで、折りたたむことができるスマートフォン。先代のMate Xに引き続き、開いた状態の背面にはカメラが配置されたグリップになる箇所が存在し、ディスプレイが外側を向くように山折りにしてグリップの内側に収納する形状。

Huawei Mate Xs
横から見た図

タブレットサイズの大画面を折りたたむことで、一般的なスマートフォンサイズとして持ち運ぶことが可能。広げた状態では146.2mmの横幅が、折りたたむことで78.5mmまでコンパクトになります。厚さはディスプレイ部分が5.4mm、最厚部は11mm。重量は300g。

Mate Xsのディスプレイ

開いた状態のディスプレイサイズはタブレット級の8インチ(2,480 x 2,200ピクセル)。スマートフォンと同様に持ち運ぶことができながら、サッと開けばスマートフォンとは比べ物にならない大画面で作業に取り組んだり、写真や動画、SNSを楽しむこと可能です。閉じたときの画面サイズは前面のメインディスプレイが6.6インチ(2,480 x 1,148)、カメラ等が配置された背面側は6.38インチ(2,480 x 892)

電源ボタンと指紋センサーが統合

ディスプレイの右側には音量ボタン、指紋センサーと統合された電源ボタンを搭載。側面に軽く触れるだけで瞬時にロックを解除することができます。

Mate Xsのヒンジの耐久性は30%向上

折りたたみスマートフォンにとって重要かつデリケートな部位であるヒンジは、素材に「ジルコニウム」を用いることでチタン製よりも耐久性を30%向上しています。

カラーバリエーションはInterstellar blueの1色のみで展開されるようです。

カメラ

Mate Xsはクアッドカメラを搭載

Mate Xsは縦方向にTOFを含めたクアッド(4眼)カメラを搭載。カメラの構成はメインとなる広角に超広角、望遠、そして深度測定用のTOFといった形。他のファーウェイ製フラッグシップスマートフォンと同様、Mate Xsのカメラもライカブランドを受け継いでいます。

メインの広角カメラは40MP・f/1.8、超広角カメラは16MP・f/2.2、望遠カメラは8MP・f/2.4。カメラ性能は先代のMate Xとほぼ同等と言っていいかと思います。

構造上、Mate Xsを折りたたんだ状態では表裏両面にディスプレイが存在するためいわゆるインカメラは搭載されず、これらクアッドカメラがそのままセルフィーに活かせるのも特徴の1つです。

パフォーマンス・バッテリー・5G

Mate xsはKirin990 5Gを搭載

搭載されるプロセッサはKirin 990 5G。メモリ(RAM)容量は8GB、ストレージ(ROM)容量は512GBとなっています

バッテリーは2,250mAhが2つ搭載され合計4,500mAhの大容量。大画面を搭載している分バッテリーの消費も気になる本機ですが、4,500mAhもあれば丸1日の駆動にもしっかり耐えられるはず。

対応のケーブルと充電器を用いることで4,500mAhをたった30分で85%まで充電できる最大55WのHUAWEI SuperChargeにも対応しています。

Mate Xsは贅沢にも5G+5GのデュアルSIM仕様に。周波数帯は従来のN79・N78・N77等に加え新たにN38・N28・N3・N1に対応しています。

マルチタスク

マルチタスクに対応

タブレット並みの大画面を活かすことができるマルチタスク機能も健在。ディスプレイを分割して2つのアプリを同時に起動させ、写真をドラッグすることでアプリ間で受け渡しをすることが可能。

アプリの表示サイズは自由に変更可能で、Mate Xsを横向きにした場合は分割表示しているアプリも横向きに。さらにデモ動画では画面分割で2つのアプリを起動している最中に電卓アプリをフローティング表示させ、計算結果をドラッグで別のアプリに渡す様子も見られました。

価格と発売日

「Huawei Mate Xs」 の価格は2,499ユーロ(約30万円)。中国市場だけではなく、グローバルで展開すると発表されていましたが、現時点では具体的な発売日・発売地域のアナウンスはありません。

近頃の日本市場に積極的なファーウェイの姿勢を見るに、「Mate Xs」の日本市場投入の可能性は少なくないでしょう。

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スペックシート

  Huawei Mate Xs
OS EMUI 10.0.1(Android 10ベース)
ディスプレイ(展開時) 8インチ(2,480 x 2,200ピクセル)OLED
ディスプレイ(折りたたみ時) メイン:6.6インチ(2,480 x 1,148ピクセル)
サブ:6.38インチ(2,480 x 892)
プロセッサ HUAWEI Kirin 990 5G
メモリ・ストレージ 8 GB RAM + 512 GB ROM
カメラ

40MP(広角レンズ、f/1.8アパーチャ)
16MP(超広角レンズ、f/2.2アパーチャ)
8MP(望遠、f/2.4アパーチャ、OIS)
TOF

バッテリー 4,500mAh(2,250mAh×2基)・HUAWEI SuperCharge(最大55W)対応
Wi-Fi 802.11a / b / g / n / ac(wave2)、2.4 GHzおよび5 GHz
Bluetooth Bluetooth 5.0、BLE、SBC、AAC、LDAC
カラーバリエーション Interstellar blue
サイズ(折りたたみ時)と重量 78.5 mm(W)×161.3 mm(H)×11 mm(D)・300g

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

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