ソニー製のワイヤレスイヤホンやヘッドホンをスマートフォンからカスタマイズするのに必要な専用アプリ「SONY headphone connect」が、5月8日時点でApp Storeから消えていることが確認されています。
Android用の同アプリはGoogle Playストアにてインストール可能ですが、こちらは環境によってアプリが起動しない不具合が発生しています。
【5月9日更新】App Storeに復活。バージョン7.0.1リリース
5月9日、iOS版の「SONY headphone connect」がApp Storeに再掲載されていることが確認できました。
それと同時にアプリはバージョン7.0.1へのアップデートがリリース。アップデート内容はAndroid版の7.0.1と全く同様です。
- ユーザーインターフェイスを改良
- アダプティブサウンドコントロールで場所に応じてヘッドホンの設定を自動的に切り替えることができるように
- 新機種に対応
同アプリは結局丸1日程度App Storeから姿を消していましたが、その理由はわからず仕舞い。しかし、これでアップデートされたアプリに不具合がなければひとまず問題解決としていいでしょう。
【5月9日更新】Android版バージョン7.0.1リリース
5月9日、Android版の「SONY headphone connect」アプリにバージョン7.0.1がリリースされたことを確認しました。
Google Playストアに記載されている同アップデートによる新機能は以下の通り。
- ユーザーインターフェイスを改良
- アダプティブサウンドコントロールで場所に応じてヘッドホンの設定を自動的に切り替えることができるように
- 新機種に対応
バージョン7.0.0に発生していた起動しない不具合については触れられておらず、解消されたかどうかは不明。筆者も手持ちのスマートフォンのいくつかでアップデートを実行しましたが、ひとまず不具合は見当たりません。
これまでの経緯は以下をご覧ください。
アップデートが原因?SONY headphone connectの不具合&消滅
ソニーは5月7日、「Sony | Headphones Connect」のバージョン7.0.0をiOSおよびAndroidに向けて提供開始しています。
同バージョンでは、自分の行動に合わせて外音取り込みの強度やノイズキャンセリングのオンオフを切り替える「アダプティブサウンドコントロール」に新機能が追加されています。
具体的には、これまで徒歩や電車移動などユーザーの行動を読み取って設定を切り替えていた同機能に、位置情報によっても設定を切り替える機能が追加されました。地図上からあらかじめ場所を指定し外音取り込みの設定を決めておくことができるほか、「よく行く場所の学習」を設定することも可能になりました。
また、バージョン7.0.0へのアップデートには具体名は明かされていないものの「新機種への対応」も含まれています。
そして同アップデートが配信された翌日である5月8日時点で、「SONY headphone connect」はApp Storeから見つからない状態になっています。
ソニーからのアナウンスは特になく、ユーザーは困惑状態。前日に上記アップデートがリリースされていることが関係してそうですが、原因は不明です。
また、本件に関係があるかどうは不明ですが、Android向けの同アプリでは、一部の環境でアプリが起動しない不具合が発生していることがGoogle Playストアのレビューから伺えます。レビューから読み取れる共通点はOSがAndroid 10であることですが、Android 9を搭載した筆者のGalaxy Note8でもアプリが起動しないことを確認していますので、恐らくアプリ側に不具合があると見られます。
※追記:Android 9搭載のGalaxy Note8では、アプリを再インストールすることで無事起動できるようになりました。
現状では情報が少なすぎて解決策も何もありませんが、続報が入り次第お伝えします。
関連【徹底比較】SONY WF-1000XM3とHUAWEI FreeBuds 3。Android向けのノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンはどちらを選ぶ?
コメント