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MOFT Cooling Stand レビュー。スタンド兼放熱効率化の1台2役

MOFT Cooling Stand レビュー

PC・スマホのスタンドやケースを手掛けるMOFTから、新型のノートPCスタンド「MOFT Cooling Stand」が登場した。

本製品は、基本的なスタイルは従来モデルから引き継ぎつつ、素材の変更により耐久性・メンテナンス性の向上や効率的な放熱を実現している。

MOFT Cooling Standは、10月30日までの期間中Makuakeにてプロジェクトが実施されている。当サイトでは、Makuakeアンバサダーとして一足先に製品を試す機会をいただいたので、使い心地や性能を細かくレビューしていく。

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今までのMOFTと何が違う?

今までのMOFTと何が違う?

MOFT Cooling Standは、ノートPCの底面に貼り付けて使用するタイプの折りたたみスタンド。

同じコンセプトのノートPCスタンドは既にMOFTの代表的なアイテムとして定着しており、今回登場した本製品は既存モデルをべースに一部がリニューアルされている。

主な変更点
  • グラフェン素材の採用
  • ヴィ―ガンレザーの採用
  • 接着剤の改良

主な変更点は上記の3点。

MOFT Cooling Standのグラフェン素材

まず、1番の注目ポイントは素材にグラフェンを採用したこと。

グラフェンとは、炭素原子がシート状に連なった物質で、薄く頑丈かつ金属と同等かそれ以上の電気伝導率・熱伝導率を誇るという近年注目を集めている物質だ。

MOFT Cooling Standはこのグラフェンの採用により、貼り付けるタイプのPCスタンドの弱点でもあった放熱性の向上を実現している。

ヴィ―ガンレザー

また、外側には改良されたヴィ―ガンレザーを採用。

耐摩耗性や耐アルコール性、耐擦傷性などさまざまな項目の耐久テストが実施されており、防汚性にも優れているとのこと。ノートPCは外出先で使うシーンが多いので、ただ高級感があるだけではなく実用的な面でも進化しているというのは嬉しいポイントだ。

MOFT Cooling Standの接着剤

最後の特徴が、ノートPCに貼りつけるための接着剤。

MOFT Cooling Standの接着剤は付け外し100回、水拭き50回まで耐えられると謳われており、何度も剥がしたり貼り付けたりを繰り返せる。

ノートPCを買い替えたとしても、接着面を水拭きして乾燥させると再度貼り付けられるとのことだ。

MOFT Cooling Standの使用感

MOFT Cooling Standの使用感

MOFT Cooling Standを実際に試してみて、その使用感はどうだったのか率直な感想を共有する。

ちなみに、MOFTのノートPCスタンドシリーズはMacBookシリーズで使用している方が多く、設計としてもMacBookシリーズが想定されているとは思うが、その他のノートPCでも問題なく使用できる。

実際、筆者はMacBookを持っていないのでWindowsのノートPCに取り付け、何の問題もなく使用できている。

MOFT Cooling Standの魅力
  • スタンドの展開が簡単
  • 冷却効果アリ

外観と取り付け

MOFT Cooling Standの外観と取り付け

まずはノートPCへの取り付け方から。

パッケージを開けるとMOFT Cooling Standと一緒に取り付け方のガイドも同梱されているので、チェックしながら貼りつければ失敗はほとんどない。

また、万が一失敗しても前述の通り何度も貼りなおせるので、気軽に作業できる。

MOFT Cooling Standを貼り付けた様子

実際に貼り付けてみた様子がこちら。

今回は13.3インチのノートPCに貼り付けてみたが、底面がフラットであれば目安として11.6〜15.6インチまでのノートPCに対応しているとのことだ。

特徴的なのは、その薄さ。底面にゴム脚を搭載したノートPCであれば、MOFT Cooling Standによる厚さはほとんど気にならず、持ち運びにも全くと言っていいレベルで影響がない。

角度調節は2段階

角度調節は2段階

MOFT Cooling Standは、15°と25°の2段階の角度調節に対応している。マグネットで緩く吸着されている部分に軽く指を掛けると、簡単にスタンドが展開される仕組みになっていた。

この手のスタンドは開くのにいくつかのアクションを必要とするタイプも珍しくないのだが、MOFT Cooling Standは慣れてしまえばほぼ無意識でスタンドを展開できる。

MOFT Cooling Standの25°の角度
25°

25°の角度は画像の通り。

見ての通り25°は画面がかなり高くキーボードの傾斜もキツくなるので、タイピングにはあまり向いていない印象。目線を画面に合わせやすいので、動画を見たりノートPCのWebカメラを使って打ち合わせしたりする際には重宝しそうだ。

MOFT Cooling Standの15°の角度
15°

快適にタイピングをしたい場合は、15°がおすすめ。程よく目線が上がるので姿勢を改善しやすく、適度な傾斜により手首の負担も抑えられる。

薄型ながら設置面が広いおかげか、タイピング中のガタつきもほとんど感じられない。15インチや17インチのような大型マシンの場合、もしかしたら端のキーを入力する際に揺れを感じるかもしれないので、個人的には13インチ前後のマシンに最も適していると感じた。

冷却効果はどの程度?

冷却効果はどの程度?

MOFT Cooling Standは名称に「Cooling」と付いていることからも、グラフェンの採用による冷却効果がウリのひとつ。

実際にMOFT Cooling Standの装着前と前後で作業中のCPU温度を比較してみたところ、思っていたよりもハッキリとした効果が得られて驚いた。

貼り付け前のCPU温度
貼り付け前のCPU温度
MOFT Cooling Stand貼り付け後のCPU温度
MOFT Cooling Stand貼り付け後のCPU温度

上の画像がMOFT Cooling Stand装着前で、下の画像が装着後。CPU温度の計測とプロットにはOpen Hardware Monitorを使用している。

素の状態のCPU温度は大体43~46℃位の範囲内だったのに対して、MOFT Cooling Standを貼り付けて25°の角度にすると40~42℃前後まで温度が低下している。

もちろん、作業の内容や室温などの環境に影響されている部分もあるが、グラフにした部分以外も含めて概ね3~4℃の冷却効果を実感できた。

MOFT Cooling StandはMakuakeで応援購入可能

以上、MOFTの新型ノートPCスタンドMOFT Cooling Standのレビューをお届けした。

MOFT Cooling Standは、Makuakeにて2022年10月30日までプロジェクトを実施している。応援購入した場合、2022年11月末までにはお届けされるとのことなので、興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。

応援購入はこちら

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。