ZenFanレビュープログラムにより、ASUSさんからZenWatch2をお借りしています。
今回お借りできたのは、1.45型ディスプレイを搭載する38mmモデル「WI502Q」。
他に、1.63型ディスプレイを搭載する49mmモデルの「WI501Q」があり、ストラップとの組み合わせでそれぞれ3種類、計6種類のモデルがあります。
外観
こちらが本体。
本体右の側面にボタンが一つ。回して操作するタイプではなく押す動作のみ。押すことでホーム画面へ戻り、長押しで設定画面へと移動できます。それ以外ではほとんど使わず、スワイプでもホームに戻ることはできるのであまり出番はないかもしれません。
本体左側にはマイクのみ。また、スマートウォッチとしてはそれほど厚くないこともわかると思います。
裏側。充電端子は強力なマグネット端子になっていて、近づけるだけで自然と接続できます。
バンドには「ASUS ZenWatch」「GENUINE LEATHER」の文字が入っています。
装着してみた様子。小型の「WI502Q」でも時計としては少々大き目といったところ。普段から腕時計はしていますが、特に大きさや厚みで違和感を感じるということはありませんでした。画面の明るさは5段階で設定でき、上の画像は真ん中の3に設定してあります。それなりに日差しが強い日に撮影しましたが十分な視認性だと感じました。
ベゼルの広さが気になる
ベゼル部分はASUSのZenシリーズおなじみのスピン加工が施されています。しかしディスプレイの大きさと比べて、あまりにベゼルが太すぎるのではないかと思います。黒い背景のウォッチフェイスならあまり気になりませんが、それ以外だとどうにも目立ってしまいます。バッテリー持ちのことを考えると仕方のないところなのかもしれませんが、ZenWatch3があるのならばぜひここら辺の改善に期待したいです。
バッテリー持ちはまずまず、レスポンスは良好
ZenWatch2に限らず、スマートウォッチで気になることの一つにバッテリー持ちがあります。数日間使用してみたところ、1日はまず間違いなく持ちます。使用頻度や通知の量などにもよりますが、朝9時頃から外出して使用し夜の9時に帰宅すると残量が30%ほどでした。
充電は背面に専用のケーブルを接続して行いますので、moto360のような、充電中は置時計のように使用する、といったことは難しいです。しかし専用のクレードルを必要としないため、1泊以上する際などは荷物が小さくまとまります。マグネットも強力で、充電に関しては扱いやすい方ではないかと思います。
初代ZenWatchは動作が多少もたつくことがあると言われていましたが、ZenWatch2ではあまり感じませんでした。その辺りはしっかりと改善されているということでしょう。
ZenWatch2(WI502Q)は、Snapdragon400、メモリー512MB、ストレージ容量4GBとスマートウォッチとしては平均的なスペックながら3万円程で購入できます。スマートウォッチもAndroid Wearもまだまだ発展途上であり、高額な製品には手を出しづらいですが、入門機として3万円前後のZenWatch2を試してみるのもいいのではないでしょうか。
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