SOUNDPEATSから2024年10月14日に発売された完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Breezy」のレビューをお届けする。
Amazonで使用できる期間限定のクーポンコードも提供頂いているので、購入を検討している方はぜひ活用していただければと思う。
BRZYBKBLG40
※割引率:5%OFF
※有効期間:2024年10月14日(月)00:01から2024年10月20日(日) 23:59 まで
※在庫状況等の事情により、予定より早く終了する可能性アリ
※Amazon商品ページ掲載のクーポンと併用可能。
製品提供:SOUNDPEATS JAPAN
SOUNDPEATS Breezyとは?
SOUNDPEATS Breezyは、昨今流行しているオープンイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホンだ。耳に引っ掛けるように装着するので耳を塞がず、周囲の様子に気を配りながら同時に音楽を楽しめる。
SOUNDPEATSのオープンイヤーイヤホンというと昨年レビューしたGoFree2はまだ記憶に新しいが、Breezyは定価で7,000円を切る低価格を実現しつつ新たなギミックを搭載している点が特徴だ。
こちらがBreezyのケース。平たい楕円形だが一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比べてサイズはやや大きめ。Breezyに限らず、イヤーフックを搭載する完全ワイヤレスイヤホンのケースはどうしてもケースが大きくなってしまう。
ケースの質感は正直言って価格相応だ。よくある軽いカチャカチャとした質感のプラスチックで、高級感はない。ただし、見ての通りSOUNDPEATSのロゴを大胆かつアシンメトリーに配置しており、安っぽさをできるだけ感じさせないように配慮していることは伝わってくる。
イヤホンはイヤーフックが微妙に重なるように配置されている。
イヤホン自体は意外とコンパクトで、スピーカーの背面部分はケースのロゴと同じシャカシャカとした質感のマーブルっぽい模様の加工が施されている。ブランドロゴの部分だけツルツルとした仕上げになっているので、直感的にタッチ操作しやすいのもよかったポイントだ。
イヤーフックは柔らかく、かなり柔軟に動く印象。さらに、スピーカー部分が約90°可動するギミックも搭載されているので、耳の穴の前ピッタリにスピーカーが来るように細かく調節できる。
スピーカーを動かすとカチカチとしたクリック感もあり、操作自体も非常に軽快。実際に装着して音楽を聴いてみたところ、メガネやマスクのように耳に掛けている感覚こそあるものの違和感や痛みはなかった。
映画やアニメなどを長時間見ても快適そのものだったほか、徒歩で買い物に行ったときも落ちたりズレたりする心配はなかったので、バッテリーが持つ限りは付けっぱなしでも問題なさそうだ。
ちなみに、Breezyのバッテリー持続時間はイヤホン単体で最大10時間。
実際に5時間程度使用してみたところバッテリーはほぼ半分残っていたので、スペックシート通りのバッテリー持ちだと考えてよさそうだ。
ダイナミックEQで迫力の音質に
Breezyの対応コーデックはSBCとAAC。GoFree2よりも安価だからか、GoFree2では対応していたLDACには非対応だ。
公式サイトでは「12mmデュアルマグネットダイナミックドライバーでクリアな音質」と謳われており、実際にいくつか音楽を再生してみたところ予想を上回るレベルで迫力のあるサウンドを楽しめた。
特に、低音は意図的に強められている印象があり「オープンイヤーだから低音の迫力はイマイチ」と言われるのを見越しているかのよう。また、専用アプリの「PeatsAudio」を確認するとデフォルトで「ダイナミックEQ」が有効になっているのもかなり効いていると感じた。
正直なところ若干のシャリ感や大味な雰囲気はあるものの、オープンイヤータイプのイヤホンでも迫力のある音を楽しみたいという方にはピッタリではないかと思う。
デフォルトの「ダイナミックEQ」をオフにしてみるとやや大人しめの雰囲気に変わり、これはこれでアリというのが個人的な感想。ただ、全体的に奥まった音に聞こえてしまうので基本的には「ダイナミックEQ」は有効にしたままがいいだろう。
ちなみに、イコライザーはほかにも9種類のプリセットが用意されているほか、自分でカスタマイズも可能。「適応型EQ」を選べば簡易的な聴覚テストを通してユーザーごとに最適な設定も提案してくれるので、音質にはとことんこだわれる設計だ。
また、遅延を軽減する「ゲームモード」や「ムービーモード」なども用意されているのでコンテンツにあわせた音質を楽しめる。
アプリは便利だが改善の余地アリ
Breezyは、専用アプリの「PeatsAudio」に対応している。今までの「SoundPeats」アプリとは別なので注意が必要だ。
- iPhone向けはコチラ:App Store
- Android向けはコチラ:Google Play
アプリでできることは今までとあまり変わっておらず、タッチコントロールのオン・オフやタッチ操作のカスタマイズ、EQ調節、ゲームモードやムービーモードのオン・オフなどなど。
UIがわかりやすいほかタッチ操作のカスタマイズは非常に自由度が高く便利だ。ただし、新しいアプリだからかやや不安定な部分があるのも気になった。
具体的には、Breezyとのペアリングが済んでいるにも関わらず画面が上の画像の状態から進まないことがあること。何度かアプリをタスクから消して起動しなおすと問題なく次の画面に進めるものの、ちょっとストレスを感じる。
また、ムービーモードのオン・オフの切り替えがもたつくことが多いのも気になった。モードを切り替えるとイヤホンから「ムゥービィーモォード」または「ノーマルモォード」という良い声が出るのだが、数回に1回はこの音声が連続3回くらいリピートされてしまう。
さらに、モードのオン・オフを切り替える度に1度音楽が途切れるのも地味に気になった。途切れるだけならまだしも、音声の謎リピートとダブルで食らうと正直ちょっとイライラするのでできれば改善してほしいポイントだ。
もう1点、これは先代の「SoundPeats」アプリから引き継いでいる仕様ではあるが、アプリを使うのにアカウントを作ってログインしなければいけないのがとにかく面倒だ。
このアプリ以外ではほぼ使わないアカウントなのでどのメールアドレスを使っているか覚えておらず、SoundPeatsのイヤホンは何度もレビューしているのに今回新しくアカウントを作るハメになってしまった。
アカウントを作る時点でメール配信をオフにする選択肢を与えてくれる良心はあるようなので、そもそもアカウント必須の仕組みを改善してくれると嬉しいのだが……。
おすすめはどっち?GoFree2との違いを比較
最後に、Breezyと同じくSoundPeatsのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのGoFree2との違いを簡単に比較しよう。
まず、デザインやサイズから。
画像の通り、ケースやイヤホン本体のサイズはBreezyの方が一回り程度小型化されている。一方、質感はGoFree2の方がこだわられているようだ。
また、スピーカー部分の物理的な角度調節に対応しているのはBreezyのみだ。
主なスペックの比較は以下の通り。
比較項目 | Breezy | GoFree2 |
---|---|---|
ドライバー | 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー | 16.2mmのダイナミックドライバー |
コーデック | SBC/AAC | SBC/AAC/LDAC |
単体のバッテリー持ち | 約10時間 | 約9時間(検証だと6時間) |
マルチポイント | 対応 | 対応 |
通話用ノイズキャンセリング | 対応(AI活用) | 対応 |
防水 | IPX4 | IPX5 |
定価 | 6,680円 | 7,880円 |
どちらがおすすめか?という疑問について率直に応えると、価格差がほぼ1,000円なので個人的にはLDACに対応しているGoFree2の方がおすすめだ。
ただし、2024年10月20日までの期間限定で5%オフとなるクーポン(詳細は以下)があるうえ、Amazonの販売ページ内の20%オフクーポンとも組み合わせられるので、期間中であればBreezyをお得に購入するのもありだろう。
BRZYBKBLG40
※割引率:5%OFF
※有効期間:2024年10月14日(月)00:01から2024年10月20日(日) 23:59 まで
※在庫状況等の事情により、予定より早く終了する可能性アリ
※Amazon商品ページ掲載のクーポンと併用可能。
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