ガジェットの周辺機器で良く名前を見るdodocoolのUSBハブをDC35とDC02の2種類購入してみました。DC35は新型MacBook ProなどのTypeCポートを拡張でき、DC02はポートが上向きについていることが特徴のハブになります。
開封
どちらもパッケージは簡素なもの。
こちらはTypeCに接続するDC35。
こちらがDC02。
内容物はどちらも製品本体と取扱説明書のみ。特に説明書が必要になるとは思いませんが、DC02の方は日本語表記がありませんでした。
DC35の正面にはUSB 3.0タイプAポート×3とHDMIポート。
サイドにはVGAポート。
背面にはUSB 3.1TypeCの電源供給ポート。
VGAポートとは逆側の側面に有線LANの接続も可能になっています。
ZenBook3に接続してみた様子。ポートの数の割には小柄な印象を受けました。
質感はこの手の製品にありがちなプラスチックそのものといった感じで、軽く叩くとカツっと頼りない音がします。しかし性能としては特に不満もなく、背面にTypeCポートがあるおかげで電源に接続しながらでもコードが邪魔になりにくくそこはわりと考えられているなと感じたポイント。電源に接続中は多少の熱を持ちますが、危険を感じるほどではありませんでした。ひとつ気になったこととしては私はそのような使い方をしないので問題ありませんでしたが有線LANとVGAの両方を同時に使うと、両側からコードが伸びることになるので必ずキーボードに干渉するのでないかという点です。どちらも今では頻繁に使うことのある端子ではないためこのような仕様なのでしょうかね。
一方DC02ですが、質感は同じくプラスチックで非常に軽く高級感とは無縁な印象。しかし台形な形と裏のゴムの滑り止めがDC35よりしっかりしているためか、安定感は非常に良いです。上向きに刺すことができる形状と安定感によって端子を片手でも抜き差しできるのは使っていて便利に感じた点でした。また、左右ではポートの向きが異なっているのも、細かい部分ではありますが、接続したデバイス同士が干渉しにくくなるというメリットがあります。ホコリが若干気になる部分ではありますが頻繁に使うのであれば大きな問題にはならないでしょう。
どちらの製品も安っぽくはありますが実用性のあるものでした。特にDC35はこれだけのポートが揃ったハブは多くはなく、似たような製品の中でも価格が抑えられている方だと思うので、流行りのTypeCポートのみを持つノートPCのユーザーは検討してみてはいかがでしょうか。
コメント