Xiaomiから発表されたフィーチャーフォン「Qin」シリーズが非常に気になっています。最近はNokiaのバナナフォンやauのINFOBAR xvなどフィーチャーフォン関連の話題が多く、どことなく懐古趣味の流れがあるかと思うのですが、Xiaomiの「Qin」もその1つでしょうか。
4G対応のQin 1s
「Qin」シリーズにはQin 1 / 1sの2種類が存在し、上位モデルにあたるQin 1sは4Gに対応。低価格モデルのQin 1は2Gのみなのでここでは特には触れません。
Qin 1sの主なスペックは、ディスプレイが2.8インチQVGA(240x320)、CPUにSpreadtrum SC9820(1.2GHzx2コア)、メモリ256MB、ストレージ512MB、1480mAhのバッテリー、OSにはMOCOR5 OSを搭載します。SIMはMicroSIM×2のデュアルSIM構成。
インターフェースはマイクとスピーカーの他はUSB-TypeCポートのみで、イヤホンジャックどころか前面背面どちらにもカメラは非搭載。徹底してシンプルな仕様になっています。
この現代には似つかわしくないほどにシンプルなQin 1sでは何ができるのかというと、まずはもちろん通話が可能。家電を操作するリモコン機能や中国語から他17言語へのリアルタイム翻訳、アラームやラジオなども搭載されており、プロモーションを見ているとやはり音声AIアシスタントの活用を推しているデバイスのようです。
シンプルながらも意外と多機能なQin 1sですが、個人的に最も魅力を感じているのはその機能よりもその見た目。スマートフォンはどれも同じようなデザインになりがちで、その点フィーチャーフォンは個性的なデザインやギミックがあって良かった、とはよく言われていますが、そんな個性を出せるはずのフィーチャーフォンでありながらQin 1sは潔いまでにシンプル。
カラバリはブラックとホワイトの2色ですが、どちらも清潔感があるキレイ目なデザインで物欲を刺激されます。
Qin 1sは上位モデルと述べましたが、嬉しいことに価格は299人民元、日本円にして約5,000円弱と非常に低価格であることも魅力の1つ。「Qin」シリーズはクラウドファンディングにてキャンペーンを開始している製品で、出荷開始は9月15日を予定している様子。Xiaomiなので例にもれず日本での販売は期待できませんが、ついうっかり手にしてしまいそうな魅力が詰まった製品です。
Source:youpin.mi
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