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ACプラグ内蔵のモバイルバッテリーSuperMobileChargerレビュー。Quick Charge、Power Delivery、Qiに対応しケーブルいらずの運用が便利

以前クラウドファンディングサイトMakuakeにて出資を募っていることを紹介していた多機能な万能モバイルバッテリーSuperMobileChargerが、私の元にも到着しましたのでレビューしていきます。

ACプラグを内蔵しコンセントに直接刺すことができるタイプのモバイルバッテリーはAnkerから販売されているPowerCore Fusionが人気を博していることから気になっていましたが、実際に同じタイプであるこのSuperMobileChargerを使ってみるとこれが非常に便利で既に手放せない存在となりました。

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本体とスマホへの充電をどちらも完全ワイヤレスで行えるのが魅力

Super Chargerのパッケージはこちら。元々SuperMobileChargerは「Super Charger」という名前で海外の規格を基準にした仕様で販売されていましたが、それに起因する極端な発熱等の不具合を抱えていました。そこで改めて同じ機能を搭載しつつ日本仕様に合わせた上で販売しようという背景があり、そのためのクラウドファンディングだったためパッケージにもしっかりとVer2との記載があります。SuperMobileCharger本体はこちら。質感はモバイルバッテリーによくあるマットなプラスチック素材で、安っぽい印象もなく無難な仕上がり。反対の面にはQiワイヤレス充電のポートがあることがハッキリと示されています。ACプラグは折り畳み式。モバイルバッテリーとして持ち運ぶことを想定している機器ですので当然と言えば当然ですが、非常にありがたい仕様です。搭載しているUSBポートは2基で片方がType-C。SuperMobileCharger本体への充電はACプラグを直接コンセントに刺す方法の他にType-Cポートからも行うことができます。各ポートの詳細は以下の通り。

  • Type-C : Input & Output 18W Power Delivery
  • USB A : Output Quick Charge 3.0 & FCP 18W その他12W
  • Qi : Android 10W / iPhone 7.5W

FCPとはFast Charger Protocolの略でHuawei製スマートフォンに主に採用されている急速充電規格のこと。QualcommのQuick Chargeに対応しているモバイルバッテリーは数多くありますが、どちらかというとニッチであるFCPへの対応を謳う製品は数が多くはないのでそういった点でもSuperMobileChargerは貴重な存在。 下部の電源ボタンは押すことでディスプレイに充電残量が数字で表示されるようになっています。サイズは丁度手の平サイズといったところで、容量8,000mAhのモバイルバッテリーとしてはやや大きく感じます。重量も241gとそこそこでモバイルバッテリーとしてもACアダプタとしても小型軽量といった類ではありません。

HuaweiのP20 ProをSuperMobileChargerで充電してみたところしっかりと急速充電されていました。P20 Proには急速充電よりもさらに高速の”超”急速充電なる規格が存在していますが、それには5A / 4.5Vまたは4.5A / 5Vの22.5Wの出力が必要になるのでさすがにそこまでの出力には対応していません。しかし通常の急速充電でも十分すぎる程の速度でみるみる充電されていくので個人的にはこれで満足です。

続いてQi急速ワイヤレス充電をGalaxy Note8でチェック。Galaxy Note8をSuperMobileChargerに乗せるだけで自動的に急速充電が開始されました。一時間程充電を続けてみましたが、本体の発熱はほんのり暖かくなる程度で危険を感じるほどではありませんでした。私は旧タイプのSuper Chargerを所有していないので、これがどれほど改善されたものなのかを比較することはできませんが、少なくともこの現行モデルは安心して使っていけそうだと感じる仕上がりになっていると思います。

最新のPower Deliveryの規格は3.0となっていますが、SuperMobileChargerのType-CポートはPD 2.0の対応となっており最新の規格ではないことは若干惜しいポイント。同じくPD 2.0対応のType-Cポートを搭載しているデバイスとしてGPD Pocket 2が手元にあったので充電を試みたところこちらも問題なく充電されていくことが確認できました。

また、Makuakeの活動レポートに掲載されていましたが、Macbook等のノートPCで利用する場合はコンセントに挿したACアダプターの状態ではパソコンへの給電電力が足りず充電ができないため、コンセントから外したモバイルバッテリー状態での充電でなければならないとのことでした。募集ページでは”コンセントがあれば、付属の充電器と同じようにACアダプターとしてお使いいただけるので、純正アダプターよりも便利”との記載があったため恐らく確認を怠っていたものと思われます。ACアダプターとしてノートPCに利用した場合はSuperMobileCharger本体が充電できなくなる恐れがあるとし、そうなった場合は交換に応じるとのこと。クラウドファンディングでは急な仕様変更等は付き物ですし、最低限の対応はできていると思いますが、ノートPCへの利用を考えて出資したユーザーは肩透かしを食らった気分でしょうね。

残量表示をオフにしたい

SuperMobileChargerは、ACプラグをコンセントに差し込み利用している間、常にディスプレイに残量を表示する仕様になっています。私はSuperMobileChargerを日中はモバイルバッテリーとして外に持ち出し、帰宅後はACアダプタとしてベッドに備え付けのコンセントに接続しているのですが、夜部屋の電気を消した後この残量表示のLEDが非常に眩しく気になります。コンセントに差し込んでいる間にいったいどれだけ充電できているのかが視覚的にわかりやすいのは大変ありがたいことなのですが、モバイルバッテリーとしての利用時同様にボタンを押すことで残量が見える仕様の方が個人的には嬉しかったと感じています。

また、細かいことですがこのディスプレイ、仕様なのかは不明ですが内部でわずかに傾いている?ように見え正面から見るとわずかに表示の上の部分が隠れてしまうのが気になります。また、ディスプレイ内の左端の方に剥がれかけのフィルムのようなものも確認でき、総じて甘い作りになっていると言わざるを得ません。実用上は全く問題なく、注意して見ないと気が付かない程度のことではありますが、だからこそ検品時にわかっていて”あえて”スルーしたのではないかと邪推してしまうのも仕方ありません。

まとめ

モバイルバッテリーと充電器を1台でこなすことができるために便利であることは前提として、さらにワイヤレス充電にも対応している点がSuperMobileChargerの最も大きな魅力だと感じました。SuperMobileChargerとQi対応の端末を鞄のスマートフォン用のポケットに重ねて入れておくだけで充電することができるのがとにかく楽。コンセントから直接電源を取り、端末と重ねるだけで充電できるため、Qi対応スマートフォンの充電の場合にはケーブルが一切必要ない、正真正銘のワイヤレスを実現することができます。

急な仕様変更や詰めの甘さを感じる箇所もないわけではありませんでしたが、機能としては申し分なくこれからもメインのモバイルバッテリー兼充電器として活躍してくれそうです。

現時点ではクラウドファンディングの掲載元であるMakuakeのストアを始めとした各ECサイトでの販売は開始されていないようですが、その辺りの動きがあればまた紹介したいと思います。

※追記

4月15日から「SuperMobileCharger」の名前で一般発売開始となりました。全国の家電量販店のほか、直販サイトのmachino omiseやその他ECサイトにて購入が可能です。machino omiseは楽天にも出店しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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