ファーウェイ・ジャパンは9月15日、新型のタブレット「MatePad T8」の2022年モデルを発表した。
ストレージ容量が16GBのモデルと32GBのモデル、さらにLTE対応モデルの3種類がラインナップ。Wi-Fiモデル2機種は本日9月15日、LTEモデルは9月22日に発売される予定だ。
HUAWEI MatePad T8 2022年モデルが登場
MatePad T8は、2020年に登場したエントリークラスのタブレットをマイナーチェンジした2022年モデル。
片手でガシッと掴める絶妙なサイズ感やディスプレイ、カメラといったハードウェアは2020年モデルから引き継ぎつつ、一部のスペックが向上している。
ディスプレイは約8インチで解像度は1280 x 800。上下のベゼルはやや太いものの左右のベゼルは約4.9mmに抑えられており、画面占有率80%を実現している。
片手で掴める最大サイズに近く重量も約310gと軽量なので、大画面を無理なく扱える点が魅力だ。
ソフトウェアにはHarmonyOSではなく、Android 10ベースのEMUI 10.1.0を搭載しており、素早くアプリを開いたり、アプリを切り替えることが可能。
ダークモードにも対応しており、暗い環境での視認性が向上している。ダークモードは、ほぼすべてのサードパーティ製アプリに対応しているとのことだ。
なお、ベースはAndroidでもGMSには非対応。あらかじめインストールされている独自のアプリストア「AppGallrey」からアプリをインストールして使用する。
モノクロ表示にする独自の「HUAWEI eBookモード」にも対応。
画面の色温度・明るさ・グレースケールを自動的にコントロールし、MatePad T8上でまるで新聞を読むような感覚で読書をしたりWebページを閲覧したりできる。同機能は、クイック設定パネルから素早くオン・オフ可能だ。
また、キッズモードの搭載も特徴のひとつだ。
ボイスレコーダー・カメラ・マルチメディアライブラリー・お絵かき機能といった4つのアプリがプリインストールされている。
また、MatePad T8を使用する時間やアクセスできるファイル(画像や動画など)、利用できるアプリなどを制限するペアレンタルコントロール機能もサポート。子供用のタブレットとしても安心して利用可能だ。
搭載されているプロセッサーは、Kirin 710A。メモリは2GBで、ストレージは16 or 32GB。LTEモデルは、ストレージ32GBのみ展開される。
バッテリー容量は、5100mAh。5V 1Aの充電に対応する。
背面には5MPのシングルカメラを搭載。インカメラは2MP。
カラーバリエーションは、ディープシーブルーの1色。
2020年モデルと2022年モデルの違い
冒頭でも触れたように、今回発表されたMatePad T8は2020年モデルからのマイナーチェンジモデルとも言える。
2020年モデルと2022年モデルのスペック上の主な違いをまとめておくので、参考にしてみてほしい。
項目 | 2020年モデル | 2022年モデル |
---|---|---|
チップセット | Media Tek MT8768 | Kirin 710A |
ソフトウェア | EMUI 10.0.1 | EMUI 10.1.0 |
Bluetooth | Bluetooth5.0 | Bluetooth5.1 |
無線 | Wi-Fiのみ | Wi-Fi / LTE |
価格と発売日
2022年モデルのHUAWEI MatePad T8は、Wi-Fiモデル2機種(16GB / 32GB)が9月15日、LTEモデルが9月22日に発売される予定。
価格は、ストレージ16GBのモデルが税込19,800円、32GBのモデルが税込22,800円、LTEモデルが税込24,800円。
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